無添加住宅について

素材の話

外壁・内壁・天井 - しっくい塗り

漆喰塗り.jpgもともと日本の住宅や建物の壁は、外壁も内壁も、土や漆喰(しっくい)で塗られていました。しっくいは、消石灰に麻スサやのり(ぎんなん草)などを混ぜた自然の塗装材です。化学式で表せば、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して、CaCO3の石灰岩という固いものになるのですから、しっくいは耐火性、耐久性も当然高く、古くから城や土蔵にも使われてきました。

このように合理的なのに、しっくいを代表とする温式工法は調合や現場での水塗りなど手間と時間がかかるために敬遠される傾向にありました。しかし、当社ではあらかじめ材料を調合したり、しっくいを塗った後に割れにくくするなど独自の工法を開発。無添加住宅では、外壁・内壁・天井と、ほぼ家の全体にわたってしっくいを使用しています。

外壁はあくまでも強く、内壁と天井は吸湿・放湿性に優れた特性で家の中の空気を浄化してくれます。しかもきめ細かい独特の質感。ビニールクロスでは得られない健康にあふれた住まいを、自然の生きた素材によって実現させています。

また最近になって、タバコの臭いやヤニの汚れなどもビニールクロスに比べて、付着しにくい特性を持っていることが分かってきました。
 

 

 

インフルエンザウイルスの感染力を99.9%低減!

なんと、漆喰がインフルエンザウイルスの感染力を低減させる作用がある事が、NPO法人バイオメディカルサイエンス研究会の検査で判明しました。



実験では、無添加住宅の"漆喰"にウイルスを付着させ、規定時間後にどれだけのウイルスを回収できるかという検査しました。

検査開始直後からウイルスは急激に不活化しはじめ、回収できたウイルスは0.033%未満で、感染価は99.967%低減しました。

検査開始15分後では更に顕著で、回収できたウイルスは0.000588%未満で、感染価は99.999%の低減となりました。

検査の結果では、漆喰の解毒作用でウイルスが死滅したのか、しっくいに吸着されてしまったのかは立証できませんが、不活化してウイルスの感染力が低減されることは間違いのない事実という結果がこの度確認できました。

インフルエンザウイルスの感染力を99.9%低減!

今回の検査で使用されたウイルスの種類はA香港型(H3N2)ですが、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)もウイルスに対する効果(直接作用)は同じであるとウイルス学の研究者の間では常識と言われています。
(BMSA習志野実験室)

 

  漆喰Q&Aはこちらをご覧ください。


防腐・防カビ - 柿渋

kakisibu.jpg現在の住宅の防腐・防蟻・防カビ材が健康に及ぼす影響は、かなり大きいと思われます。なぜなら、虫が嫌うもの、カビが嫌うもの、それを化学物質で製造して いるからです。虫が死ぬ化学物質が、人体に良いはずはありません。畳の下に防虫シート、抗菌シート、そして抗菌フロアー。家の中には企業が商品化した化学 素材があふれかえります。逆に言えば、企業は己の利益のために化学物質を売りまくっているのです。はたして自然素材で、防腐・防蟻ができないのでしょう か。

自然界には、植物自身が虫、鳥、カビなどから身を守るための「技」を持ったものが数多く存在します。たとえば、楠(くすのき)いわゆる 樟脳(しょうのう)、馬酔木(あせび)などは、昔から殺虫剤として利用されていました。そして、「かきしぶ」をつくる渋柿(しぶがき)。かきしぶは、昔、 鳥居の防腐、投網の防腐に広く使用されていました。その他多くの野生植物には、さまざまな効能があります。

無添加住宅では、防水紙は油紙を使用していますし、防腐・防虫・防カビには渋柿を使用。基礎部とバルコニーに塗り、建具には独特の光沢 を出す塗料としても使っています。バルコニー塗布用には、防水性を高めるためにベンガラを混ぜました。自然素材の「抗菌効果」の中で、あなたも暮らしてみ ませんか?

断熱材 - 炭化コルク

炭化コルク.jpg現在の日本の住宅に使用されている断熱材は、ロックウール・グラスウール・ウレタンフォーム・発泡スチロールなどが一般的です。この内ロックフォールとグラスウールは字の如く、石の綿とガラスの綿という意味で、ガラスや石材を高温で溶かし、細い針の集合体のようなものにして使われています。材料は天然素材なのですが、この細い針が飛散すると健康に良くないことは周知の事実です。ウレタンフォーム・発泡スチロールは、御承知のとおり燃やすと有害物質を放出します。

そこで、無添加住宅では、断熱材に天然素材の炭化コルクを選びました。その炭化コルクはポルトガルで生産されています。ワインのコルクを作成した残りを炭にしたものです。炭化する時に材木の樹脂が出てきて大きなかたまりとなり、それをスライスしたのが炭化コルクなのです。いわば炭ですから、空気の浄化・調温などプラス効果も絶大です。昔、ヨーロッパの潜水艦の断熱材にも使われていたそうです。木を伐採せず、ポルトガルの太陽と雨が育ててくれるコルク。

体に良く、生産は太陽と雨、このようなエコロジーな材料の話がいっぱいつまっているのが、無添加住宅です。

炭化コルクQ&Aはこちらをご覧ください

 

屋根材 - 天然玄昌石材(クールーフ)

石屋根.jpg近年、屋根材といえば、人工スレートが主流です。この材料はセメントと石綿です。石綿はアスベストではないのですが、両方とも構造的にはよく似ていますので、体にいいはずがないと思われます。そこで、天然素材の屋根ができないものかと国内外で探しました。

スペインとフランスの間にアンドーラという国があります。ピレネー山脈の高地に位置する自然に恵まれた環境と、豊富な天然粘板岩が産出する地方ゆえに、現 地の家の屋根がすべて天然石で葺かれているのです。しかも築後300年経った家でもまったく美観を損なわず存在し続けるのを見て、「これだ」と思い、日本 で石を葺いてみたのです。試行錯誤を繰り返し、釘で止めるのではなく、石を引っかける独自の工法を考えだし、これにより、石葺きを可能にしました。しかも 石葺きのすき間を利用して、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで従来の屋根以外上の涼しさを実現。さらに、天然石だから一切メンテナンス不要で す。それが当社製の省エネ屋根システム[クールーフ]です。

自然な美しさと耐久性を兼ね備える天然玄昌石を使用しているので、生産するのに二酸化炭素を排出せず、再利用ができ、残材は土の中へ戻せる。こんなエコロジーな材料を使って、親子代々にわたり再利用していけば、使い捨て日本を変えていけるかもしれません。

接着剤 - 米のり・にわか・ぎんなん草(海草)

米.jpg無添加住宅は、木材の張り合わせなどに使うのり(糊)すべてを、手づくりの米のりにしています。昔の若い大工さんは、朝一番、飯を木板の上で竹ベラでこね るのが仕事だったそうです。実際に米のりの接着力はすごくあり、当社の実験でも木工用ボンドとほぼ同じ強度でした。同様に、パテは小麦粉と油でつくったも のです。にかわは、動物の骨や皮を煮て精製してできるゼラチンです。にかわ=ゼラチン=コラーゲンなのをご存知でしょうか。現在では、食品や化粧品などに 広く利用されていますが、昔は接着剤としても使われていました。にかわは高温では液状ですが低温では固形になる特性があり、それを活用するのです。米のり は接着するまでに1日以上かかりますが、にかわはたった5秒で接着できる、素晴らしい瞬間接着剤だったのです。窓枠の取り付けなどに大変重宝しています。

そのほか、和室の壁土は、ぎんなん草という海草を煮詰めてドロドロにしたものと、ふるいにかけて天日干しにした山土と、アサギ粘土を混ぜたものです。雰囲 気のある緑がかった土色です。ぎんなん草を煮詰めた液が、ふのりなのです。ふのりは、接着力が弱く水に溶けやすいのが特徴で、障子にも使われていました。 水に濡れるとたちまち溶けて容易に剥がせるのです。

このように、昔の人は自然の素材でつくる接着剤を使い分けていたことで、現代の私達が伝えていくべきであると思います。こうした接着剤で十分な接着効果と健康的な効果が期待出来るのですから。



世界で吟味した納得できる天然素材を使用しています。

無添加住宅.jpg

無添加住宅は大部分天然素材を使用しております。素材も生きていますから、多少くるい・ヌリムラ・ひび割れなどが生じます。そんな変化を受け入れながら、暮らす楽しさを味わってください。

外壁 漆喰塗り しっくいは、消石灰に麻スサやのりなどを混ぜたもので、耐火性・耐久性が高い自然の塗装材です。
接着剤 米のり・にかわ・ぎんなん草(海草) 米や海草などの自然素材にこだわり研究開発した、まったく無害な接着剤しか使っていません。
屋根材 天然玄昌石貼 人工的にはつくり出せない自然な美しさと耐久性を兼ね備える天然石を使った独自の工法で葺く屋根です。
断熱材 炭化コルク コルクを炭にしたものを断熱材に使いますから、空気浄化・調湿などのプラス効果も絶大です。
内壁・天井 漆喰塗り ビニールクロスでは得られない、吸湿放湿生に優れ、空気を浄化してくれるしっくいを内装にも使います。
防腐・防カビ 柿渋 柿渋の汁は防腐・防虫の効果があり、独特の光沢をだす塗料として古くから使われています。
建具 天然ムク材 海外で天然ムク材と米のりでつくるオリジナルの建具を規格化して、独自のルートで仕入れています。
床材 天然ムク材(かば・松) 適度な弾力、風合いの良さと香り、その質感とともに保湿効果もある天然ムク材を使ったフローリングです。
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