シックハウス関連

環境省 エコチル調査

以前から化学物質などが人体に与える影響について心配されてきました。しかし、化学物質の種類は数万種類という膨大な数になり、それらを調べることができないため、住宅建築では二時間に1回転の換気を義務付ける程度しか対策がなされていません。(化学物質で規制されているのは数万種類の内、ホルムアルデヒドとクロルピリホスの2種類だけです。)

そこで、国(環境省)が、日本中で10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただく大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を開始しました。
「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせて「エコチル調査」です。
 

エコチル調査については <こちら> をご覧下さい。先天異常の推移.JPG出生率男女比.JPGぜん息の増加.JPG

・子どもの先天異常は25年間で2倍に増加。
・男子の出生比率が減少
・小児ぜん息は20年で3倍に増加。
・精神神経発達障害の増加
など、データではとても恐ろしい結果が示されています。
これらのデータの原因はまだ特定されていませんが、

「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露が、子どもの健康に大きな影響を与えているのではないか?」

という仮説の元、エコチル調査が行なわれています。
 

家づくりをしっかり考えることで、これらのリスクを減らすことはできないでしょうか?
ビニールクロス・合板フローリング・石油系塗料などに囲まれた高気密住宅を、お客様に薦められない理由の一つがここにあります。

健康住宅の実態

およそ住宅を建てる事を生業としている会社で、『健康』という事をうたっていない会社は皆無と言い切っても良いほど、『シックハウス対策』は当たり前の事になっています。では、こうした対策によって『シックハウス症候群』の方や、もっと病状が進んだ『化学物質化敏症』の人は減っているのでしょうか?
実際は今なお増え続けているのが実情です。
もし、あなたが今から家を建てようと思い、総合展示場にでも足を運んでみたとします。どこの会社でもいいので、そこに居る営業マンに「あなたの会社が建てる家は健康住宅ですか?」と聞いてみれば、100%間違いなく「はい、当社の建てる住宅は健康住宅です。F☆☆☆☆の材料を使っていますから」と自信満々に答えます。(F☆☆☆☆とは建材からのホルムアルデヒドの放散量の等級で最高級のもの)
その根拠は何かと言えば、平成15年7月に施行された「シックハウス規制法」です。
この規制の特徴は次の2点です。
1.機械による24時間強制換気を義務付けた事
2.使用する化学物質の規制(規制物質はホルムアルデヒドとクロルピリホス)
今現在、シックハウスの原因となる化学物質は特定されていません。
それなのに、2種類の化学物質を規制しただけで十分なはずはありません。だからこそ、機械による換気を義務付けたのだとも言えます。
図1.jpg

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