COLUMN
コラム
家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。
無添加ニュースレター（2025年6月号）
今月も「無添加ニュースレター」を読んで下さり、ありがとうございます。あっという間に一年の半分が過ぎてしまいましたね。
九州南部は早くも梅雨入りしたそうです。
しばらくジメジメした時期が続くと思いますが、こんな時こそ、漆喰や無垢材の調湿性を体感する絶好のタイミングです。
是非、全国各地で開催されている無添加住宅の見学会に足を運んでみてくださいね。
健康で安全な家を求めて
イミテーション建材を見分けよう その2
先月に引き続き、イミテーション建材とその真贋の見分け方を説明しますので、参考にしてください。
①珪藻土クロス
塩ビの上に珪藻土の粉を張り付けただけのもの。よくもこんな実効性のないものを作るものです。見た目だけは珪藻土ですが、実際はビニールや紙でできているので曲がりやすいのです。
②基礎パッキン
基礎と土台の閻に入れて通風を良くして、家を長持ちさせようという部品ですが、なんとこれがプラスチック。
燃えたらダイオキシンを発生させます。
そもそもプラスチックで家全体の荷重を30年以上も支えきれるのでしょうか？
これがつぶれると、ジャッキアップして補修するしかないので、これを機に建て替えへと誘導しようというのでしょうか？
「無添加住宅」では、この土台パッキンを御影石で作っています。
③カルチャードストーン
ほとんどの住宅メーカーが使っている石張りが、このイミテーション石です。
これは、軽量コンクリートに色を付けているだけなので10年以上経つと色が無くなります。
ストーンと書いていますが実際はセメント。重さが軽いので簡単に見分けることができます。
まだまだありますので、来月も続きます。
住まいと健康を科学する
室内の換気によるシックハウス症候群の予防について-5
室内の換気対策はたしかに必要だということが分かりましたが、その換気自体が空気を悪化させていることもあるようです。
※聞き手は無添加住宅®の吉川真生「むてんかびと全国版vol.2」より一部修正・遮加して抜粋
はい、あくまでも可能性の範疇ですが、あると思います。
そうなんですね。
実はそのことも、この研究の目的のひとつなんです。以下の3つの研究で構成されています。
①常時換気と室内空気質に関する実態の把握
②室内空気と健康リスクに関する分析
③常時換気による室内空気の改善に関する分析
それでどのようなことが分かるのでしょうか？
この調査や分析を行うことで、空気環境に配慮すると健康へのリスクが下がるというエビデンスを得ることができればと思っています。
エビデンスが大事ですね。
はい、それがあってこそ、本当に健康な住宅のガイドラインを作ることが出来ます。
Let's Cook 簡単レシピ
「鶏むね肉の梅しそ焼き」
❶鶏むね肉はそぎ切りにして、1cm程度の厚さに切る。軽く塩をふって10分ほど置く。
❷梅干しは種を取り、包丁で叩いてペースト状にする。大葉はさっと洗って水気を切っておく。
❸鶏肉の両面に片栗粉を軽くまぶしたら、油を熱したフライパンに鶏肉を並べ、中火で両面をこんがりと色がつくまで焼く。酒を回しかけてふたをし、2~3分蒸し焼きにする。
❹火を止めて鶏肉の上に梅ペーストを塗り、大葉をのせて余熱でなじませたらできあがり。
お好みで追い梅しても◎。
暮らしのアイデア！
換気対策をしても強制排気型で汚染物質を誘引させてしまって、逆に室内の空気を悪化させることがあるのでしょうか？