模様替えに迷ったら家に3つの動線を通そう!

片づけても片づけてもなんだかスッキリしない、とモヤモヤすることってありますよね。毎日続いていく暮らしを整える際におすすめしたい3つの動線について紹介します。
◇動線=家事の「流れ」
家の中では、人や物が常に動いています。気合を入れて片づけたのにすぐに元通りになってしまう理由は、人や物の動きを想定していないからかもしれません。SNSで見かけるような写真映えする家はとても素敵ですが、キープするのはなかなか大変。少し視点を変えて、目指すところを「いつもきれいな家」から「散らかってもリセットしやすい家」にしてみませんか?散らかりがちなのは衣食住に関すること。これらの家事がストレスなくこなせる流れをつくると、日々の負担感がぐっと軽くなりますよ。
◇衣食住すべてを心地よく整える
「衣」は洗濯動線。例えばバスルームの近くに洗濯機を置くのはセオリーですが、干すためのグッズの置き場、干す場所としまう場所までの流れがスムーズかチェックしてみましょう。意外と動線が混線している家も多いようです。「食」に関する流れは、食器の動きに注目してみると分かりやすいでしょう。使って、洗って、戻す。体を動かすのがおっくうになりがちな食事後でも、食器をササっと下げやすいようにスペースの余裕を作れたらいいですね。「住」は掃除をイメージしてみて。掃除機をかけやすい、もしくはロボット掃除機を動かせるように、床の上には物を置かず、掃除機が通れる隙間を意識した模様替えがおすすめです。

◇努力しなくても整う暮らし
家に衣食住の動線を通すことは、模様替えや部屋づくりの手がかりであり、最終的な目標でもあります。洗濯物をたたむのが苦手なら、一時置きの場所を確保するor畳まずにしまえる仕組みをつくる。ハウスダスト対策に、家具を壁から離したり家電を壁掛けにしたりするなど、模様替えのタイミングで少しずつ動線を整えていってくださいね。