「遠赤外線と電磁波」
「今日は冬にとっても暖かな遠赤外線腹巻のご紹介です。」こんなてれびショッピングの番組をご覧になったことはありませんか。遠赤外線というと、なんだか体に良さそうで、ポカポカしてくるようなイメージがあります。
それから、遠赤外線ではありませんが、「携帯電話の電磁波で頭に脳腫瘍ができるんだって」とか「高圧線の下にずっと住んでいると、白血病になるんだって電磁波のせいらしいよ」という会話もあちらこちらから聞こえてくることがあります。

電磁波ってなんだか怖そうですがこの電磁波って一体何でしょうか?
実は先ほどの遠赤外線も、携帯電話の電波も大きくは同じ電磁波の仲間なのです。周波数の高いもの順に並べると、放射能のガンマ線、レントゲンのエックス線、殺菌したり日焼けを起こしたりする紫外線、照明の光、こたつで温まる赤外線、電波などこれら全てが「電磁波」なのです。
電磁波とは電界と磁界が合わさったもので、その元は電気と磁力です。電気はコンセントから流れてきて電灯やモーターを回すエネルギーですし、磁力は磁石がくっつく目に見えない力ですが、実は電気が流れるところには磁力(磁場)が発生し、磁場が動くところには電気が発生する、と考えてください。これらがお互いに影響を与え合いながら次々に発生する波を電磁波と言います。名前の通り「電気と磁力でできる波」なので「電」「磁」「波」なのです。電波とは性質が違うとして電磁界ということもあります。ちょっと大雑把ですがそんな風に考えていただいてもいいでしょう。そしてこの電気と磁石の波が速いか遅いかが周波数の違いで、50Hzとか60Hzなどという単位で言い表しています。すごく早い波がガンマ線やエックス線。ゆっくりとした波が送電線などの周りに発生する極低周波と呼ばれる電磁波です。ゆっくりと言っても1秒間に50~60回やってくる波です。これを詳しく説明すると電気工学や物理学の授業の時間になってしまうのでこれくらいにしましょう(笑)
Let‘s Cook!簡単レシピ
「キャベツと鶏肉の旨塩うどん」

材料(4人分)
・鶏肉(むねorもも)・・・300g
・キャベツ(白菜でもOK)・・・1/4玉
・冷凍うどん・・・・・・・・4玉
★コンソメ顆粒・・・・・・・・・大さじ2
★白だし・・・約2000mlに合わせて調整
★ブラックペッパー・・・・・・・適量
★ゆずこしょう・・・・・・・・・適量
☆味卵orゆで卵・・・・・・・・・4個
作り方
①キャベツをざく切り、鶏肉を一口大に切る。
②鍋に★と鶏肉を入れ、火が通ったらキャベツを入れて好みのくたくた具合になるまで煮込む。
③うどんとスープを器に盛り、鶏肉とキャベツを上に乗せる。お好みで☆などをトッピングしてできあがり!