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自然素材の柿渋の特徴と住宅に取り入れるメリットを解説しま…
2019.10.30
コラム
「柿渋って何に使われるの?」 「柿渋ってどんな効果があるの?」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。 化学物質を含む建材や資材には、人に害を与えるリスクがあります。 そのため、最近は、自然素材を使う流れに変わりつつあります。 そこで今回は、自然素材の柿渋について解説します。 □柿渋の特徴 柿渋と聞くと、食べるイメージの方が強いですよね。 しかし、渋柿には、さまざまなメリットがあり、家づくりに使われることもあります。 *柿渋のメリット ・有害物質を減らす 柿渋の成分である「タンニン」は、シックハウス症候群の原因物質のホルムアルデヒドなどを、30分で約99%低減します。 そのため、小さいお子さんがいらっしゃる家庭におすすめです。 また、ノロウイルスやインフルエンザウイルスも減少させる作用があるとされています。 ・消臭効果 「タンニン」は、抗酸化作用や抗菌作用があるとして有名なポリフェノールの仲間です。 「タンニン」は、臭いの成分の分子を吸着し、臭いを消します。 例えば、生ゴミ、タバコ、ペットなど家で発生する臭いを消してくれます。 そのため、最近は、柿渋を使った石鹸や臭い消しも発売されています。 *柿渋を使った塗料 柿渋を使った製品として、塗料があります。 柿渋を使った塗料は、有機溶剤系の塗料と違い、有害物質が使われていません。 そのため、塗装後も安心して暮らせます。 柿渋を使った塗料のメリットをあと2つ紹介します。 ・調湿作用を妨げない 有機溶剤系の塗料を無垢材に塗ると、無垢材は調湿作用を失ってしまいます。 しかし、柿渋を使った塗料では、調湿作用を妨げることはありません。 ・柿渋の臭いがしない 柿渋は、臭いが原因で、使いにくいものとされていました。 しかし、最近は、柿抽出エキスを採用することで、柿渋の臭いがしなくなりました。 そのため、臭いを気にせず使えます。 □シックハウス症候群 シックハウス症候群とは、化学物質を使った建材や資材が発散する有害なガスが原因で起こる健康障害です。 具体的な症状は、以下の通りです。 ・目がチカチカする ・倦怠感やめまい ・喉が痛む そのため、柿渋を使うことをおすすめします。 □まとめ 今回は、自然素材の柿渋について解説しました。 この記事を参考に、注文住宅を購入する際、柿渋を取り入れてみてはいかがですか。 当社は、「人にやさしい家づくり」「心のふれあいを大切に」という言葉を掲げ、無添加住宅を提供しています。 「子どもに害を与えない住宅について相談したい!」 「無添加住宅を見てみたい!」 このような方はお問い合わせください。
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注文住宅の購入を検討中の方へ!自然素材で作られた接着剤と…
2019.10.26
コラム
「自然素材で作られた接着剤って何?」 「化学物質で作った接着剤と何が違うの?」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。 実は、家具や塗料以外に、化学接着剤も人に害を与えます。 そのため、接着剤も自然素材で作られたものを、使うことをおすすめします。 しかし、「見えない部分だから関係ない」と考える方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回は、注文住宅をご検討中の方へ、自然素材で作られた接着剤について解説します。 □自然素材で作られた接着剤 自然素材で作られた接着剤とは、動物から取れるコラーゲンや米から作られた接着剤です。 そのため、化学物質が一切使われておらず、人に害を与えることはありません。 *米のり 米のりは、米を原料とした、自然素材の接着剤です。 「米から作られた接着剤って強度が心配。」という方が多いと思います。 しかし、米のりは、室町時代に仏像を彫刻する際にも使われており、その彫刻は現在でも残っています。 また、米から作られた接着剤は、200~300年は持つと言われています。 *膠(にかわ) 膠は、動物の皮や骨を煮て、精製してできる接着剤です。 食品や化粧品にも使われているため、非常に安全だと言えます。 しかし、昔、膠は接着剤として使われていました。 また、米のりのデメリットとして、接着するまで1日以上かかることがあります。 膠は、たった5秒で固まるため、天然の瞬間接着剤と言えます。 *ふのり ぎんなん草を煮てできた液を、ふのりと言います。 壁に使われる漆喰(しっくい)のつなぎとして使います。 □自然素材で作られた接着剤と化学物質で作られた接着剤 上記の通り、米のりや膠は、化学物質が一切使われていません。 しかし、現代の家づくりでよく使われている接着剤は、ホルムアルデヒドを原料としています。 ホルムアルデヒドは、ゆっくりと住宅の中に広がります。 そして、それを吸い込みすぎると、「シックハウス症候群」になります。 「シックハウス症候群」になると、目がチカチカしたりめまいがしたりします。 もし子どもを育てる場合は、どちらの接着剤が使われた住宅に住みたいか考えましょう。 □まとめ 今回は、自然素材で作られた接着剤について解説しました。 見えない部分に化学接着剤を使うと、それは無添加住宅とは言えません。 当社は、接着剤に膠や米のりを使っており、「人にやさしい家づくり」「心のふれあいを大切に」という言葉を掲げ、無添加住宅を提供しています。 「子どもに害を与えない住宅について相談したい!」 「無添加住宅を見てみたい!」 このような方はぜひ当社へお問い合わせください。
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マイホームの無垢材の手入れはどうすればいいの?
2019.10.22
コラム
「注文住宅を建てるなら、天然素材にこだわりたい」 「無垢材を使ったフローリングにしたいけど、お手入れの方法がわからない」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか? 多くの住宅で用いられるフローリングですが、その中でも無垢材のフローリングに憧れる方は多いのではないでしょうか。 そこで今回は、無垢材の特徴とその手入れの方法を解説します。 □無垢材とは 無垢材とは、育成した木そのものを加工した木材のことです。 フローリングには、無垢フローリングと複合フローリングの2種類があります。 複合フローリングとは、合板などの表面に化粧材と呼ばれる見栄えがする木材を張り合わせたものです。 無垢フローリングには調湿機能があり、木本来の素材も風合いを楽しめるのが魅力です。 □無垢材の手入れの方法 *日常の手入れ 表面の塵やほこりを掃除機などで取り除いてから、雑巾で乾拭きをします。 浸透性塗料で仕上げたフローリングの場合は、大量の水を含んだ雑巾を使用すると水分を吸収してしまい、表面の毛羽立ちや白濁の原因になる可能性があります。 *落ちにくい汚れ 落ちにくい汚れは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を含ませて固く絞った雑巾で拭きましょう。 拭いた後は、乾拭きをして水気を取ります。 無色の油やワックスなら塗装に使ったもので汚れを落とせます。 *キズの補修法 へこみキズ程度であれば、あて布をしてスチームアイロンを当てれば、元に戻ります。 深いキズはその部分をサンドペーパーで削って平らにならすやり方もあります。 補修してしばらくは、削った部分と他の面の部分とで色の違いがありますが、数か月で同じ色になります。 *再塗装の頻度 木材に浸透している塗料は、だんだんと取れてくるので、定期的に再塗装を行う必要があります。 そうすることで、汚れがつきにくくなり、無垢材のフローリングを長く美しく保てます。 一般住宅の場合、年に1度を目安にお手入れをすれば大丈夫です。 頻繁に塗ると、木材が吸収しきれずベタつきの原因となることがあります。 □まとめ 今回は、無垢材の特徴とその手入れの方法について解説しました。 日常的にお手入れをし、年に1度再塗装をすれば、長い間無垢材のフローリングを楽しめます。 この記事を参考にして、無垢材を使った素敵な注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか。 また、当社では健康に過ごせる家として、天然素材をふんだんに使用した無添加住宅をご提案します。 興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。
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注文住宅に「無添加住宅」というアイデアがおすすめです
2019.10.18
コラム
「注文住宅を建てたいけど、コンセプトがなかなか定まらない」 「注文住宅のアイデアを教えてほしい」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか? 注文住宅を建てることは決めたけど、どのような家にするかは決まっていないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、注文住宅のアイデアの一つとして「無添加住宅」をご提案します。 □「無添加住宅」というアイデア 化学物質をできるだけ使わない無添加の家のことです。 日本の住宅産業では、コスト優先の考え方により化学建材を多用してきました。 その結果「シックハウス症候群」という、改築直後の家に入居した人が発症することの多い病気が生まれました。 シックハウス症候群をはじめとする化学物質による被害から人々を守るために、「無添加住宅」はできたのです。 □無添加住宅の特徴 *無垢フローリング 無垢フローリングは、原木をそのままフローリング用に加工したもので、やわらかく優しい肌触りです。 時間の経過とともに色味に深さが加わるので、無垢材ならではの変化を楽しめます。 また、部屋を一定の湿度に保つ調湿効果によって、年間を通して快適な空間が作られます。 *漆喰の壁 漆喰は消石灰を主原料としており、二酸化炭素を吸収することで徐々に石灰石へと戻り固まっていきます。 消石灰から石灰石に戻るまで時間をかけてゆっくりと呼吸をしながら固まっていくことで、お部屋を心地よくしてくれます。 また、漆喰はシックハウス症候群の原因と言われているホルムアルデヒドを吸着し、再放出しない壁材です。 *天然の接着剤 無添加住宅に使われる接着剤は、化学接着剤を使いません。 代わりに、にかわや米のりなど日本の家づくりで伝統的に使用されていた素材を使用しています。 米ノリは私たちが普段食べているお米が原料で、ミキサーで粉状にしたお米を水と混ぜながら煮込んだものです。 乾燥には時間がかかるので、早く接着したい場合にはにかわを使います。 にかわは動物の骨や皮を煮て精製して作られる天然の瞬間接着剤です。 □まとめ 今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、アイデアの一つとして「無添加住宅」をご提案しました。 化学物質を使わないことによって健康を実現した無添加住宅ですが、健康面以外にも様々なメリットがあります。 この記事を参考にして、ご家族が快適に暮らせる家を建ててみてはいかがでしょうか。 当社では天然素材をふんだんに使用した無添加住宅をメインに取り扱っているので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
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注文住宅を建てよう|シックハウス対策を解説します!
2019.10.10
コラム
「注文住宅を建てるなら、家族が長く健康に暮らせる家にしたい」 「新築はシックハウス症候群が心配」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか? 憧れのマイホームを建てるからには、健康面にも気をつけたいですよね。 そこで今回は、注文住宅におけるシックハウス対策について解説します。 □シックハウス症候群とは 新築直後の室内の空気汚染によって引き起こされる病気です。 一般的な住宅では建材や内装の接着剤、家具などから発生する揮発性の化学物質が原因となって発生すると言われています。 家の中に入ると目が染みる、涙が出てくる、鼻水が出る、頭が重いなどの症状が現れます。 シックハウス症候群が悪化すると、日常生活にも支障をきたす化学物質過敏症を発症することもあります。 □シックハウス対策 *建築業者選び 人それぞれ反応する化学物質は違うため、どのハウスメーカーが安全なのかは一概には言えません。 しかし、その建築業者が建てたモデルハウスなどに行くことで、体調に変化が現れないかを体験できます。 また、それぞれのハウスメーカーのシックハウス対策を調べることもおすすめします。 シックハウス症候群への対策を第一に考えるのであれば、当社を含め天然素材や無添加の家づくりを売りにしている会社もよいでしょう。 *建材や設備品の選定 使用する木材は、なるべく天然素材のものを選ぶと有害な揮発性物質を抑えられます。 壁も同じで、接着剤を使用するクロスではなく、天然の珪藻土や漆喰の壁にすることをおすすめします。 また、家具からも有害物質が発生することもあるので、できれば店舗まで足を運び、購入予定の家具に触れて体調に異変が起きないか確認するとよいでしょう。 *家の換気 家を建ててからは、こまめに部屋の換気を行うことでシックハウス症候群を予防できます。 原因である化学物質を、部屋に蓄積させないことが大切なのです。 そのため、外出や就寝で長時間部屋を閉め切った後は、できる限り窓を開けて換気をするようにしましょう。 また、新築やリフォーム後の住宅に入居する前は、十分に換気をし、汚れた空気を入れ替えることも重要です。 □まとめ 今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、シックハウス対策について解説しました。 この記事を参考にして、安心して長く住める注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか。 また、当社では健康に過ごせる家として、天然素材をふんだんに使用した無添加住宅をご提案します。 興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。
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注文住宅をお考えの方|内装の塗り壁は「漆喰」がおすすめ!
2019.10.06
コラム
「家族の健康に良い注文住宅を建てたい」 「家を建てるなら他とは違うこだわりを持ちたい」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか? 憧れのマイホームは、外観や間取りだけでなく、内装にもこだわりたいですよね。 そこで今回は、おすすめの内装として「漆喰」の塗り壁をご紹介します。 □「漆喰」とは 消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材です。 消石灰はサンゴ礁がルーツである石灰石を焼いて水を加えたものです。 この消石灰に糊(のり)やスサを加えて、水で練ったものが漆喰です。 漆喰は固まると鍾乳洞の壁と同じ石灰石となることで、壁に伝わる熱の伝導率を変えてくれ、気温を一定にしてくれます。 □漆喰の塗り壁のメリット *天然・自然素材100% 最大の魅力は自然素材のみで作られる建築材ということです。 接着剤も化学合成接着剤を使用せず、代わりに海藻のぎんなん草を使用しています。 そのため、身体に良くないものを含んでおらず、劣化することもありません。 *美しい状態が続く 通常、洋室などの室内の壁はビニールクロスという壁紙が一般的です。 しかし、ビニールクロスはだんだんと汚れや剥がれが発生してしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。 一方で、漆喰は時間が経ってもほとんど変化がなく、美しい状態が続きます。 また、漆喰の成分である消石灰は静電気をため込まないので、ホコリを付着させにくく汚れが付きにくいのです。 *シックハウス症候群対策になる シックハウス症候群の原因は、壁紙に使用されている接着剤や家具などから揮発されるホルムアルデヒドという物質が関係していると言われています。 漆喰はホルムアルデヒドを吸着し、再放出しません。 *調湿作用がある 漆喰は細かい多孔質の素材であるため、優れた吸湿性と放湿性があります。 湿度の高い夏は湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出することで空間の湿度を適度に調節できます。 *抗菌性がある 漆喰は強アルカリ性です。 強アルカリ性は殺菌剤としても使われているので、漆喰壁は細菌やカビが発生しにくくなります。 また、強アルカリ性とはいえ、しっかり乾燥させ、硬化した漆喰壁は触っても全く問題ありません。 □まとめ 今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、漆喰の塗り壁をご紹介しました。 漆喰は自然素材である上に、多くのメリットがあるので検討してみてはいかがでしょうか。 また、当社では健康に過ごせる家として、天然素材をふんだんに使用した無添加住宅をご提案します。 興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。
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注文住宅の外壁|外壁タイル、サイディング、塗り壁を徹底比…
2019.10.02
コラム
「注文住宅を建てたいけど、外壁をどう仕上げるか悩んでいる」 「外壁の種類やそれぞれの違いを知りたい」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか? 注文住宅を建てる上で、外壁は建物の印象を大きく左右するものなので慎重に考えたいですよね。 そこで今回は、外壁で代表的な外壁タイル、サイディング、塗り壁の特徴を挙げて比較していきます。 □外壁タイル *高級感 外壁タイルは、他の建材には出せない高級感があります。 タイルが1枚ずつ重なっているので、重厚感を感じられるのです。 *耐傷性 大きなメリットとして、外部からの衝撃による傷がつきにくいことが挙げられます。 土や石などを焼いて固めて作られているタイルは、素材自体が非常に強固であるため、外部からの傷に強い特性を持っています。 □サイディング サイディングとは、建物の外壁に張る仕上げ板材の一種です。 壁の広さに合わせて「サイディングボード」をカットし、それぞれのつなぎ目をしっかりと埋めます。 *デザインが豊富 サイディングには多くのデザインがあり、好みの外壁を選びやすいのが特徴です。 タイル風やレンガ風などの洋風のデザインが多いですが、その他にも石柄風や木質風のものなど多彩なデザイン・カラーから選べます。 最近のサイディングのクオリティーは高く、本物のタイルやレンガの外壁と区別がつかないこともあります。 *コストが安い 普及率が高く建材を大量生産できるため、初期費用が安く仕上げられます。 ボードを貼り付けるだけでよいので、職人による出来の良し悪しもあまりなく、手軽に施工できます。 ただし、メンテナンスは定期的に行う必要があります。 □塗り壁 *独特の風合い 塗り壁は一見シンプルですが、職人のコテさばきやセンスで幾通りにもデザインできるので手仕事の味わいがあります。 また、サイディングやタイルのように均一ではなく、素材の持つ独特の風合いによって様々な表情を見せてくれます。 *美しい外観 つなぎ目がなく一体感のある美しい外壁に仕上がります。 カーブが多い外壁など、凝ったデザインの家でも、形状に沿ってなめらかに塗り上げられます。 □まとめ 今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、外壁タイル、サイディング、塗り壁について解説しました。 それぞれに独自の特徴があるので、この記事を参考にしてご自身の希望に合った外壁を選んでみてはいかがでしょうか。 また、当社ではご家族が健康に過ごせる家として、天然素材をふんだんに使用した無添加住宅をご提案しています。 興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。