家づくりの豆知識COLUMN
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檜と杉の違いとは?比較して解説します!
2022.05.22
コラム
特有の香りやリラックス効果に惹かれて木材を自分の家に取り入れたい、と考える人は少なくないでしょう。 しかし、具体的な知識がない状態で選び取り入れてしまうと折角のマイホームも「思ってたのとちょっと違う」という風になってしまいます。 そうならないようにするためにも、檜と杉の特徴について解説します。 □檜の特徴とは 檜の香りは、独特であるため一度嗅いだら記憶に残りやすい香りであり、檜風呂などから温泉を思い出す人が多いでしょう。 そのため、柔軟剤や入浴剤、香水などの様々な「香り」の商品にも檜の香りは用いられています。 檜はフローリングなどの無垢材として使われることもあり、経年変化によって色や木目、肌触りなどが変わります。 きちんと手入れをした檜の経年変化による色艶は深みが出るので、初めとは印象が変わります。 そのため、檜を家具などで取り入れて、手入れをし、経年変化を楽しむことは、天然素材ならではの楽しみ方であり魅力ですよね。 また、檜は手触りの良く、シルクとも例えられていて、つい触ってしまうような肌触りやツヤも大きな魅力の一つです。 檜を含めた針葉樹は、柔らかく軽いことが特徴ですが、これは時間が経過すると一変し逆に重く固い素材に変化します。 そのため、100年経てば鉄のような固い素材に変化すると言われています。 □杉の特徴とは 杉の香りは、爽やかで甘い芳香が特徴であり、まるで森林浴をしているようなリラックス効果を与えてくれます。 他にも、杉による鎮静効果から安眠などの効果が期待できます。 経年変化によって杉は、独特の重厚感が見られるようになります。 これは、様々なインテリアや家具などにも向いており、お部屋の雰囲気に合わせて使い方を変えると理想的なインテリア空間を演出するのを手伝ってくれます。 心材と辺材でも大きく色が異なるので、好みの色を見つけられるはずです。 また、杉は空気を多く含んでいることから、軽く触れると温かみを感じられます。 柔らかな肌触りは家具に向いていて、丸みをおびさせると小さなお子さんでも安心して使っていただけることも特徴の一つです。 □まとめ 今回は、杉と檜のそれぞれの特徴について紹介しました。 自然由来の木材を家に取り入れたいと考えている方は、それぞれの特徴をぜひ参考にしてみてください、 当社は、人の体に有害なものを一切使わない無添加住宅を提供しています。 小さなお子さんがいる家庭や興味のある方はぜひ気軽にご相談ください。
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国産材と輸入材の違いとは?比較して解説します!
2022.05.13
コラム
「国産材と輸入材にはどんな違いがあるのだろう」 「比較して検討したい」 このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。 今回は、国産材と輸入材の違いを比較して検討します。 □国産材と輸入材の違いをご紹介! *国産材 国産材は、輸入材と比べて木目がまっすぐで年輪が狭い点が特徴的です。 年輪が狭いと見た目が美しいだけでなく、木材が変形してしまうリスクを抑えられます。 そのため、国産材で家を建てると長持ちします。 また、肌触りが良い点や、防虫や防カビ効果がある点がメリットです。 流通量が少なく価格が高くなりがちです。 日本は海外と比べて樹木が育つ土地の面積が狭いので、直径が小さい原木や、曲がりが多い木材が多いので、必要な寸法を満たした木材を入手することが難しいからです。 少ない流通量の中でも芯材の割合が高いです。 外側と内側をうまく乾燥させないと、木材がひび割れてしまったり反ってしまったりする原因になります。 そのため、しっかり乾燥させる手間と技術が必要です。 *輸入材 国産材と比べて流通量が圧倒的に多く安価な点が特徴的です。 日本で流通している木材のうち、8割は東南アジアやヨーロッパなどからの輸入材です。 住宅だけでなく、家具や小物、紙等に用いられています。 国産材よりも年輪が広いので、乾燥させた場合に変形してしまうリスクがあります。 □国産材で家を建てるメリットをご紹介! 日本の気候に適した家を建てられます。 日本で育った木材を使用しているので、日本の四季や多湿環境に適した家になります。 輸入材は日本の環境に適していないことがあるので、木材が腐敗してしまうリスクがあります。 輸入材は海外から輸送してくるまでに時間がかかるので、木材がダメージを受けていることがあります。 見た目だけでは木材がどのくらいダメージを受けているかわかりにくいです。 また、木材へのダメージを抑えるために防腐剤や薬剤が多量にかけられていることがあり、健康へ影響がある可能性があります。 外来種の持ち込みリスクがない点もメリットといえるでしょう。 住宅に関する外来種では、海外のシロアリなどが該当します。 日本のシロアリとは異なる経路で建物に侵入してきて、木材が乾燥していても被害を与えてくる種も確認されています。 □まとめ 今回は、国産材と輸入材の違いを比較して検討しました。 本記事を参考にしていただければ幸いです。 木造住宅に関してお悩みの方は、当社にお任せください。 当社の専門家が全力で皆様をサポートいたします。 皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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サワラとはどんな木材?特徴を紹介します!
2022.05.06
コラム
「サワラってどんな木材なのかな」 「どのような特徴があるのだろう」 このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。 今回は、サワラの木材の特徴を紹介します。 □サワラとはどんな木材? ヒノキやヒバなどの木材は、強い香りがする点が特徴的です。 サワラはこれらの木材とは異なり、このような香りがないのが特徴的です。 サワラの語源は「さっぱりした」という意味の言葉からきています。 表面に目立つようなつやや光沢もないので、癖のない木材といえるでしょう。 木材によく求められる、乾燥や加工などの機能も問題なく満たしてくれるので、容易に取り扱えます。 他の木材のように突出した特徴があるわけではありませんが、比較的使用しやすい木材です。 サワラの木材は、臭いがしないという特徴を生かして使用されることが多いです。 飯台やおひつ、水桶など、木材の臭いを付けたくない製品に多く用いられます。 その他には、彫刻や下駄、かまぼこ板など昔ながらの和製品にも使われています。 □サワラの木材を家に使用するときのメリットとデメリットをご紹介! *メリット 色合いが爽やかな点はメリットと言えます。 ヒノキの色合いはあっさりした印象なので、室内に利用すると爽やかな印象に仕上がります。 耐水性がある点もメリットといえるでしょう。 ヒノキは耐湿性が強く、酸類などによる腐食にも強い木材です。 そのため、最近は浴室内などに用いられることが多くなっています。 浴室は湿気などで天井にカビが生えてしまうことがあるので、防止策としてヒノキの木材が使われています。 ぜんそくやアトピーを引き起こすダニ類の繁殖を抑える効果も期待できます。 ヒノキには「ピシフェリン酸」という抗酸化物質が含まれていて、この成分がダニ類の繁殖を抑止すると証明されています。 家族にアレルギー体質の方がいらっしゃる場合などは、検討してみると良いでしょう。 *デメリット ヒノキなどの木材と比較して、強度がないとされています。 そのため、住宅をさせる柱や梁などに使用するのは不向きです。 しかし、その分柔らかく加工しやすい木材なので、家づくりには欠かせない木材です。 □まとめ 今回は、サワラの木材の特徴を紹介しました。 サワラの木材にはどんな特徴があるか理解していただけましたか。 本記事を参考にしていただければ幸いです。 当社では、木造住宅に関するご相談を承っております。 お気軽に当社にお問い合わせください。 皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
無添加住宅が選ばれる理由REASON

体に害のあるものを使わない。安心安全な空気環境
室内空気の質は室内にあるもので決まります。吸い込む空気は選べませんが、空気の質を決める建材は選ぶことができます。

経年美化
建築してから年月が経つほどに味わいが出てくる天然素材の魅力
新築した時が最高で、どんどん劣化していく家ではなく、住めば住むほど魅力を増していく家。メンテナンスコストが少なくて済むのも無添加住宅の家づくりの魅力です。

温熱環境や耐震性能も安心
無添加住宅は独自の工法と自然素材を使う事で、省エネルギー基準を上回る性能を持ち、夏も冬も心地よく暮らせる室内環境を作ります。
また、耐震等級3相当を標準仕様としております。

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Q.一般的な断熱材とどこが違いますか?
A.グラスウールやロックウールは字のごとく、石の綿とガラスの綿です。ガラスや石材を高温で溶かし、細い針の集合体にしたものです。
材料は天然素材ですが、この細い針が飛散すると健康を害することはよく知られています。
またウレタンフォームと発砲スチロールは、燃えると有害なガスを発生します。
炭化コルクはこれらの問題を克服した、最も身体に優しい断熱材です。

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Q.漆喰にはどんな特長がありますか?
A.漆喰は耐火性・耐久性が高く、古くから住宅の壁のほか、城や土蔵にも使われてきました。無機質ですから燃えることがありません。
また揮発性有機化合物を出す心配もありません。そればかりか、吸湿・放湿性に優れ、室内の空気を浄化してくれます。
メンテナンスも、汚れた部分を紙やすりで削って上から消石灰の水溶液を塗るだけで、簡単・安上がりです。

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Q.フローリングはどんな種類があるのですか?
A.むく材のインドネシア松、樺材(バーチ)、ナラ(オーク)、シンゴン(マメ科の広葉樹)、シンゴンの集成フロア(米のり使用)、ベトナム松のいずれかを選んでいただきます。すべて薬剤処理を行わない無垢のフローリング材です。

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Q.キッチンの天板に天然石使用となっていましたが、どんな石をつかうのでしょうか?
A.御影石を使います、大理石は水に弱いのでキッチン天板には使いません。その他、タイルを貼ることもできます。
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Q.おふろは石貼りが標準なのでしょうか?
A.Sタイプは基本的には石貼りのお風呂を標準としています。石の種類は3種類あり、床面はすべりにくくする為にザラザラの仕上げになっています。ただし、お客様のご希望とご理解いただけるのであれば、メーカーのユニットバスも使用していただけます。
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Q.ダニや害虫がつきやすくなるのではないですか?
A.建物が無添加ということで基本的には人間も他の生き物も住みやすい環境ではありますが、人間の害の少ない天然素材からできた防虫剤やそれに準じた防虫効果のあるものを使用することにより害虫を寄せ付けない工夫をしています。