COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。

コラム
2024年01月29日(月)

今年は夢を現実に!~Vol.3 資金計画

憧れのマイホーム、それも自分や家族のライフスタイルにぴったりと合った「自分らしい家」に住むということ。「注文住宅」は自分の理想を追求できる選択肢の一つです。その際に慎重に考えたいのは資金計画。理想的な住まいにこだわりながらも、無理な予算設定は避けたいものです。なぜなら、無理な資金計画は、理想の家が実現できなくなるだけでなく、建てたばかりの家を早期に手放さなければならなくなる可能性も出てきます。
本コラムでは注文住宅を建てるための費用感、用意すべき頭金の額、住宅ローンについてなど総合的な視点から考えていきます。

正しい資金計画を学びましょう

無理のない資金計画「無理のない」予算で注文住宅を建てるには、資金計画をしっかり立てることが重要です。
家づくりにかかる総費用の構成は、住宅の本体価格が約70%を占め、付帯工事費が15~20%、その他諸経費が5~10%となるのが一般的です。ここで注意が必要なのは、「総費用」は単に「建物代」だけでないという点です。
つまり総費用が2,000万円で注文住宅を建てる計画を立てても、実際に建物に充てられる予算は約1,400万円ということです。建物の本体価格に対する予算配分を正確に行わないと、思わぬ不足が生じる可能性があります。計画を立てる際には、これらの要素をきちんと考慮し、予算を現実的かつ効果的に割り当てることが肝要です。

住宅ローンの組み方にもコツがあります

住宅ローンの組み方にもコツがあります注文住宅の建築にあたり、多くの方が住宅ローンを活用しています。資金計画の肝は、無理のない住宅ローンを組むことができるかどうかということに尽きるのではないでしょうか。無理のある資金計画のもとで住宅購入を進めてしまうと、住宅ローンの返済が滞り、最悪の場合、新居を失う可能性も生じかねません。
自己資金を多く準備することができれば、借入金額を低く抑えることができ、月々の返済額も軽減されます。しかしながら、手持ち資金を全て頭金にしてしまうと、急に現金が必要となった時に対応できなくなってしまいます。また、現在返済可能な金額でも将来的に病気や事故によって働けなくなる可能性や、家族構成の変化によって支出が増加する可能性も考慮すべきです。将来のリスクを考慮に入れ、ギリギリの計画のまま住宅購入を進めることは避けるべきでしょう。
資金計画は将来の変化や不測の事態に備え、余裕を持って検討することが肝要です。

理想の家とお金。優先するのはどっち?

Aさん:理想の家のプランを練ってから資金計画を考える理想追求型
Bさん:自分の資金計画を確認してから建てる家のプランを練る慎重型

理想の家とお金。優先するのはどっち?Aさんは理想の家を構築するために、まず理想のプランを練り、その後に資金計画を練るというアプローチを取っています。このやり方では、家族のライフスタイルや個々のこだわりを重視した理想的な住まいが実現できそうです。ただし、初めに予算を全く考慮せずに計画を進めるため、実際に見積もりを取った際に高額になる可能性も予想されます。頭金の額にも依存しますが、返済能力を超える金額では融資審査に通らない可能性があり、仮に借り入れが認められたとしても、毎月の返済が困難になるリスクも考慮されます。
一方でBさんのアプローチでは、自己の資金計画を確認した上で、その範囲内で家のプランを練ります。この方法では、用意できる金額に基づいて計画を進めるため、住宅ローンも問題なく返済できる見通しです。しかしながら余裕のある資金計画を優先したため、実現できないこだわりも多く出てきそうです
結局のところ、どちらかが正解ではなく、自分の資金力を正しく理解し計画を進めることが重要だということです。

注文住宅の資金計画で重要なこと

注文住宅を建てるにあたり、効果的な資金計画を立てることは極めて重要です。その際に考慮すべきポイントをまとめました。
総費用の把握: 家が完成するまでにかかる全ての費用を正確に把握することが必要です。建物本体価格、付帯工事費、諸経費など、細部にわたり検討することが重要です。
自己資金の確定: 用意できる自己資金の額を明確に決定することが不可欠です。これにより、住宅ローンの借り入れ額や返済計画を適切に調整できます。
住宅ローン商品の理解: 住宅ローンの毎月の返済額と総返済額を正確に把握することは欠かせません。銀行や信用金庫、公的機関からの融資を受ける際、それぞれのローンの特徴やメリットを理解し、自身に合った住宅ローン商品を検討・選択することが大切です。

資金計画は、住宅購入に伴う費用の総額とその内訳を理解し、どのように資金を調達するかを検討することで成功します。無理のない範囲で返済額を設定できれば、新しい住まいでの生活をより快適に楽しむことが可能となり、将来の安定と生活の満足度向上に繋がります。

みのりホームの無添加住宅南久米モデルハウスでは、経験豊富なスタッフがお客様の理想やライフスタイルを考慮したうえで資金計画をご提案しています。化学物質を一切使わないきれいな空気環境の中で、お客様のマイホームへの想いを具体化してみませんか?

家づくりの流れを見る

みのりホームの家とは

※事前にご予約のうえ南久米モデルハウスに初めてご来場頂き、アンケートにもれなくお答え頂いた方に限ります。選んでいただいた商品は次回打合せでご用意致します。1世帯で1回限りとさせていただきます。ギフトカードのお渡しには本人確認書類の提示が必要です。