MINORI HOME みのりホームの家づくり 無添加の建材を使用した地球と人にやさしい家づくり
地球と人にやさしい家づくり
「身体に良くないものは使わない」
そんな当たり前の、お客様の健康に配慮した建材を使用しています。
すぐに劣化することのない、持続性を高めた、次世代に住み継いでいける長寿命な家。
そんな「人」にも「地球」にもやさしい自然素材を使った家づくりをみのりホームは行っております。
人に優しい安心安全な建材で健やかな住空間をつくり、日々の家族の健康を守っていきます。
時が育てる、経年美化を味わう。
本物の自然素材は、工業製品・量産品では味わえない素材独特の雰囲気と風合いを感じることができます。
使い込むほど、時が経つほどに味わいが深まり、お手入れをすることで愛着がわく。
自然素材は日々の変化を感じながら、経年美化を楽しむことができます。
ひとつひとつの表情が異なる自然素材の建材は、世界で唯一のデザインを長く楽しむことができます。
地域の森を育て、守る
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みのりホームでは、公益財団法人愛媛の森林(もり)基金を通じて、売上の一部を寄付しています。
愛媛県県土面積の71%を森林が占めます。この森林の資源を生かし育てることで、豊かな土壌が水を保ち、たくさんのCO2を吸収することで自然災害を予防し、虫や動物と共存する自然豊かな環境を次の世代まで引き継いでいきたいと考えております。
また地域材で木造住宅を建築することは地元の適切な森林管理につながります。森が健全に保たれることでCO2吸収量が増加し地球温暖化対策に貢献することになります。地産地消で木材の運搬距離が短縮されることで、輸送に伴うCO2排出量も削減できます。
さらに、木造住宅の建築には、地域の工務店や職人の技術が不可欠です。次世代への技術の継承と持続的な地域経済に、私たちはこれからも家づくりを通じて貢献していきます。
「建材(けんざい)」とは、建築に使用する材料のこと。
昔は、その土地で採れた木や土、石などを建材に用いて家づくりを行ってきました。
伝統的な日本の住宅の土台や柱は、杉やヒノキでできています。
その理由は、非常に腐りにくく、虫に食われないから。
杉やヒノキは毒と樹脂が多く、とくに針葉樹は毒入りの樹脂が豊富です。樹脂というと松ヤニなどが有名ですが、
油絵の絵の具の油も実は樹脂でできています。そのため、何百年前の油絵も劣化せず、長くに渡り存在しているのです。
樹脂はなかなか固まりにくく、長年にわたって木の中で硬化し、木が年々と強くなっていきます。
何千年も前の琥珀も分解されずに存在するため、木材は、樹脂の部分に関しては劣化がなく、針葉樹は長持ちするのです。
ところが現在、木材のほとんどは、高温乾燥材が利用されています。
高温乾燥材は、木材を100度以上の釜に入れ、水分を沸騰させ、木の導管(水を吸い上げる穴)から、水分を水蒸気として排出し作られます。そのため、水分と共に樹脂も沸騰し、ほとんどの樹脂と水分が導管から出てしまうのです。
そうすると、虫に対しても毒が少なくなり、木材はシロアリの恰好のエサとなります。キノコも水分さえ補充できれば、菌種をどんどん伸ばしてしまいます。
キノコのおがくず栽培には広葉樹が使われておりますが、現在、広葉樹のおがくずが高騰していてなかなか手に入らないこともあり、針葉樹を使ったおがくず(水に浸して、樹脂を溶かして絞ったものに、ヌカを混ぜて毒抜きしたもの)を利用している場合があります。針葉樹には絶対生えないキノコを人工的に生えさせているのです。
実際、加工を加えられ、腐った柱からウスヒラタケキノコが発生するのを目にしたことがあります。アメリカカンザイシロアリの被害をうけた樹種の第3位が日本のヒノキであるなど、乾燥させなかったら食べられるはずのないヒノキに被害が出てしまうなどの事実もあり、本来、自然素材が持っている良い特性を十分に生かすことができないのです。
自然素材のまま建てられた神社仏閣などは、外部に木が面しているのに、そのような被害はありません。
現在の建材は、ビニールやプラスチック製などコスト優先の建材が主流となっていて、化学建材や化学接着剤などの劣化によって、住宅そのものの寿命が短くなり、時には、有害な物質が原因でシックハウス症候群という病を引き起こしてしまう場合もあります。
みのりホームでは上記のような状況を鑑み、構造材に天然乾燥材を使っています。
地産地消とSDGsへの取り組み
一般的に地産地消は、野菜や魚介、畜産物などの取り組みを想像されるかもしれませんが、木材を含めた資材や建材についても地域資源を活用することで、地域経済の活性化や環境保護、地域の文化や伝統の継承など、さまざまな面でプラスの効果をもたらします。
みのりホームでは愛媛県産材の木材を利用して木造住宅を建築しています。
木は自分が育った地域の気候を覚えています。木材になってもその地域の気候に対応できるため、地元の木材を使った家は他よりも強く長持ちしやすいといえます。また、地元の建材を使うことで、運搬にかかるコストを抑えることもできるので、車から出るCO2の削減にも貢献できます。
植林された木々は、一定の年月を経過すると伐採可能な大きさに成長します。伐採し、そこにまた新しい木々が植えられ、このサイクルが循環することで、森林資源の保全と利用が両立し、森林の再生や生態系の保護に貢献することができます。
ただ家を建てるだけではない、「誰もが安心して暮らせる住まいを届ける」ことを目標に、自然素材を使った家づくりで、地域の発展や活性化にすこしでも繋がるよう、SDGsへの取り組みを行っております。