2022.02.05

注文住宅を検討中の方へ国産材とメリットとデメリットについて解説します!

注文住宅を建てる際に、国産材を選ぶ人も多いでしょう。 国産材とは、どんな木材なのでしょうか。 また、他の木材とどこが違うのでしょうか。 ここでは、国産材のメリットとデメリットについても、詳しく解説します。 □国産材のメリットについて 日本の森林面積は国土の約7割に及びますが、木材の自給率は約4割しかありません。 そのため、残りの6割は、海外からの輸入材に頼っているのが現状です。 では、国産材は輸入材に比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。 まず1つ目は、耐久性があることです。 国産材は、輸入材に比べて耐久性があります。 1年に四季があり、寒暖差の激しい日本の気候で育った木は、年輪の間隔が狭いので強い木材が取れます。 また、寒暖差の激しい日本の気候の中で育った木ですから、日本の建築材として適しているのです。 2つ目は、年輪がきれいであることです。 国産材は、年輪がくっきり出るのが特徴です。 そのため、見た目がきれいになります。 これに対して輸入材は、温暖な環境で育っている場合が多いので、木目が薄くなります。 □国産材のデメリットについて 国産材には多くのメリットがある反面、以下のようなデメリットがあります。 *流通量が少ない 国産材は輸入材に比べて流通量が少ないため、欲しくても手に入りにくいのが難点です。 そのため、どうしても国産材にこだわりたいなら、施工の工期を伸ばして、入手できるまで待つしかありません。 近年、国産材の自給率は上がる傾向にありますが、それでも輸入材のほうが簡単に手に入ります。 *加工に手間がかかる 国産材は乾燥に時間がかかり、加工するのに高い技術を要します。 国産材は内側と外側で乾燥の度合いが違うので、均等に乾燥させるのが難しいのです。 均等に乾燥できないと、反ってしまったり、ひび割れの原因になります。 このように、乾燥が難しく加工に技術を要するのも、国産材の難点といえるでしょう。 *価格が高い 前述のように、国産材は流通量が少なく希少性があるため、価格が高くなる傾向があります。 しかし、国産材は流通量が少なく価格が高いといっても、「注文住宅を建てるなら国産材」という方が多いのも事実です。 国産材は、以前と比べると手に入りやすくなりましたが、それでも輸入材のほうが豊富で入手しやすいのが実情です。 □まとめ 注文住宅を建てる際に、国産材にこだわる人も多いようです。 国産材は耐久性があり、年輪がきれいといった特徴があります。 ただし、国産材は流通量が少なく、加工しにくいといった難点があり、価格も輸入材に比べて高めになっています。 注文住宅でお悩みの方は、ぜひ当社にご相談ください。
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