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コラム
2022年01月29日(土)

無垢素材とは?種類と特徴についても解説します!

新築住宅用の建築資材に、無垢素材と呼ばれるものがありますが、無垢素材とはどんな素材なのでしょうか。
また、他の素材とはどう違うのでしょうか。
ここでは、無垢素材の種類と特徴についても、解説することにします。

□無垢素材とは?
無垢素材とは、木材の1枚板を加工したものです。
フローリングの床材として使う場合は、単層フローリングと呼ばれることもあります。

これに対して複層フローリングは、合板やMDF(中質繊維板)に、シートなどを貼ったものです。
複層フローリングは、デザインのバリエーションが多いのが特徴で、施工しやすく価格も安いので、広く使われています。
無垢材には、湿気を吸収したり放出したりする機能があるため、夏はカラリとして快適に過ごせ、冬は適度に湿気を放出してくれるので、暖かく過ごせます。

無垢材は自然木から切り出した素材なので、1枚として同じものがなく、ユニークな木目や色合いを楽しめます。
また、無垢材は年月が経つほどに、表面の色が変わってくるので、その変化を見られるのも、複層フローリングにはない魅力といえるでしょう。
ただし、無垢材は複層フローリングに比べて、割高になる傾向があり、施工の手間もかかります。
さらに、表面が比較的柔らかいので傷がつきやすく、水に濡れると膨張して、板の寸法が狂うといった難点もあります。

□無垢素材の種類と特徴について
無垢材にはさまざまな種類があるので、主なものを紹介します。

まず1つ目は、パイン材です。
アンティーク家具に合う無垢材です。
年月を経るごとに、味わい深い色合いになる無垢材です。
やや価格が高めですが、柔らかい素材なので、小さな子供や高齢者の部屋に使うと、転倒時の怪我を防げます。

2つ目は、スギ材です。
スギ材は、昔から日本家屋の建築材として、使われてきました。
そのため、和風の部屋に合うイメージですが、洋間にも合うので使いやすい素材です。
柔らかくて手触りもいいので、床板に使うと、ハイハイする赤ちゃんがいても安心です。

3つ目は、ヒノキ材です。
ヒノキ材といえば、誰もが知る高級木材です。
独特の優雅な香りが特徴で、ヒノキ風呂に使われることからもわかるように、水に強い無垢材です。

また、ヒノキ材は強度があり、耐久性にも優れています。
ただし、価格の変動が激しく、購入する時期によって、安くなったり高くなったりするので注意が必要です。

4つ目は、チェスナット材です。
チェスナットとは、クリの木のことです。
木目がはっきりしているのが特徴で、強度があり耐湿性にも優れているので水回りに使えます。

5つ目は、オーク材です。
船舶やウィスキーの樽に使われる、水に強く耐久性のある無垢材です。
価格が安めなので使いやすい素材ですが、その割に落ち着きのある木目で、シックな雰囲気を醸し出してくれます。

□まとめ
無垢材とは、自然木の1枚板から切り出した素材です。
無垢材には1つとして同じものはなく、また、湿度調整機能があるので、快適に暮らせます。
年月を経るごとに色が変わり、味わい深くなるのも無垢材の特徴です。
注文住宅を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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