COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。

コラム
2022年03月08日(火)

木造住宅を建てる際には木材の種類ごとの特徴を知ることが大切です!

木造住宅を検討しているが、どんな木材を用いれば良いのか分からない方は多いと思います。
そこで今回は、樹種ごとで木材がどのような特徴を持つのか詳しく解説していきます。
木材を使用するメリットもご紹介しますので、木造か鉄筋か迷っている方も必見です。

□木材を使用するメリットとは?
木をふんだんに使ったお家は、温かみがあって憧れますよね。
この章では、木材の優れている性質について解説します。

1つ目の性質は、断熱性が高いことです。

木材には、肉眼で見えない小さな穴がたくさんあります。
この小さな穴が空気を蓄えるため、木材の温度が変わりにくく、肌触りに温かみがあります。

2つ目の性質は、調湿機能です。

木材は、湿気を吸収・放出する性質があります。
この性質によって室内の温度を調整する働きがあります。

3つ目の性質は、軽くて強いことです。

木材は、同じ重さの鉄に比べて高い強度があります。
木造住宅は建物全体が軽いため、地盤への負担も軽減されます。

□住宅に使われる樹種の特徴をご紹介!
それでは、住宅の木材に用いられる樹種は、どのように異なるのでしょうか。
代表的な樹種についてご紹介します。

1つ目は、ヒノキです。

ヒノキは高い耐久性があり、構造用の部材として多く用いられます。
耐湿性・耐水性があり、シロアリにも強いため、土台としても有用です。
ヒノキ特有の香りや見た目も楽しめます。

一方で、値段が高いというデメリットもあります。
土台や大切な柱のみに使用するなどして費用を抑えると良いでしょう。

2つ目は、スギです。

湿気やシロアリに強く、土台や柱として活躍します。
強度はヒノキに劣る一方で、価格は安い傾向にあります。
太めの木材を用いることで、構造的な問題は解決されるでしょう。

3つ目の樹は、ウォールナットです。

深みのある濃い色が特徴の樹種です。
主にフローリングやドアに用いられます。
重厚感があり、落ち着いた雰囲気のお家に最適でしょう。

4つ目の樹種は、サクラです。

サクラは表面がなめらかで、フローリング材として多く用いられます。
サクラの中にも種類があります。
代表種として、ヤマザクラは淡い色合いで、上品な雰囲気が特徴の樹種です。

□まとめ
今回は、木材を使用するメリット、木材に使用される樹種の特徴について解説しました。
ぜひ当記事を参考に、理想のお家づくりを実現してください。
また、お家づくりで何かお困りの方は、ぜひ当社までお気軽にご連絡ください。

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