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コラム

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2019年11月30日(土)注文住宅の購入をお考えの方|注文住宅の坪単価と落とし穴とは?

注文住宅をお考えの方はいらっしゃいませんか?
「サイトなどでよく見かける坪単価という言葉について知りたい。」
「坪単価だけで判断してはいけないと聞いたけど、本当なのかな?」
このように、注文住宅の坪単価について知りたい方が多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、注文住宅の坪単価と落とし穴について解説します!

□そもそも坪単価とは?
よく「坪単価」という言葉を耳にしますよね。
しかし、実際に坪単価の意味を知っている方は少ないと思います。
坪単価とは、建物の建築費を延床面積で割った1坪あたりの建築費のことを指します。
1坪は、だいたい3.3平方メートルです。
坪単価は、注文住宅を建てる時に目安にされること多いです。

□坪単価の落とし穴
算出方法が決まっているからといって、坪単価だけで注文住宅の購入を決断してはいけません。
坪単価と一括りに言っても、以下のように解釈の方法がいろいろあります。

*坪単価について一定のルールがない
マンション業界には、「景品表示法」に基づいて自主的に作られたルール(公正競争規約)があるので、坪単価は比較しやすいシンプルなものになっています。
しかし、注文住宅にはこのようなルールがないため、各社がそれぞれの基準で数字を出しています。

*ハウスメーカーによって坪単価の出し方が異なる
坪単価を出すための家の本体価格にガスの配管などの設備費用を含めているハウスメーカーもあれば、含めていないハウスメーカーもあります。
同じ面積、同じ規模の家であっても値段が異なるのは、こういった理由があるからです。

*延床面積と施工床面積の違いで坪単価が異なる
坪単価を算出する時に延床面積で算出するとお伝えしましたが、施工床面積で算出するハウスメーカーもあるので注意が必要です。
延床面積には、ベランダ、小屋根裏収納、地下室、玄関ポーチなどは含まれません。
しかし、施工床面積には、それらが含まれます。
つまり、同じ家でも延床面積より施工床面積の方が広くなります。
その結果、施工床面積で算出した方が坪単価を安く見せられます。

□まとめ
今回は、注文住宅の坪単価と落とし穴について解説しました!
坪単価と一括りに言っても、いろいろな意味合いがありますね。
それらの意味合いを考慮した上で、注文住宅の購入を考えられると良いですね。
当社では、注文住宅についてのご相談を随時受け付けております。
注文住宅の専門家が、お客様を全面的にバックアップいたします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。