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2021年09月26日(日)

注文住宅でお悩みの方に向けて!カビが生えない家にするための対策をご紹介!

「カビが生えない家にしたい」
「カビを発生させないための対策はあるのかな」
そのような悩みや疑問を持った方も多いですよね。
そこで今回は、カビはどうして生えるのかと、カビを発生させないための対策についてご紹介します。

□カビが生える4つの条件とは
カビが生えない家にするためには、まずはカビが生える条件から知ることが大切です。
ここでは、カビが生える4つの条件をご紹介します。
1つ目は、温度です。
カビは0度から40度くらいの環境で発生しやすくなります。

2つ目は、栄養です。
カビも生物なので栄養が無いと生きられません。
日本の家でよく使用される木材には栄養があり、カビにとって大好物の環境です。
カビを放置しておくと木を腐らせてしまい、家の寿命も縮んでしまいます。

3つ目は、酸素です。
カビは好気性微生物なので酸素を必要とします。
しかし、家の中の酸素を0にすることは不可能です。
そのためカビの発生を抑えるためには、酸素をなくす以外の方法で対策する必要があります。

4つ目は、水分です。
前述したとおりカビも生物ですので、水分も必要とします。
そのため、湿度が高いとカビが生えやすいです。

□カビを発生させないための対策とは
上記でカビが生える条件をご紹介しましたが、カビを発生させないためにはどのような対処法があるのでしょうか。
ここでは、カビを発生させないための対策を2つご紹介します。

1つ目の対策は、住宅の調湿機能を高めることです。
カビは水分を必要とする生物であるとご紹介しました。
カビが好むのは、湿度が60度を超える環境です。

そのため、カビを発生させないための対策として調湿機能を高めることが有効です。
カビが嫌いなだけでなく、人間が暮らしやすいとされる40度から60度をキープすることで、カビの発生を抑えられます。

2つ目の対策は、天井や壁材を通気性に優れた自然素材にすることです。
近年壁材としてビニールクロスを使用されることが多いです。
しかし、ビニールクロスは通気性や透湿性に弱く、室内に湿気を閉じ込めてしまうため湿度を調節する効果は期待できません。
一方漆喰を始めとした自然素材は通気性に優れ、調湿機能があります。

カビが生えない家にするためには、天井や床を自然素材にすることをおすすめします。

□まとめ
今回はカビが生える条件と、カビを発生させないための対策についてご紹介しました。
カビの生えにくい家を作ろうとお考えでしたらぜひ参考にしてくださいね。

※事前にご予約のうえ南久米モデルハウスに初めてご来場頂き、アンケートにもれなくお答え頂いた方に限ります。選んでいただいた商品は次回打合せでご用意致します。1世帯で1回限りとさせていただきます。