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2022年02月22日(火)

地震に強い家にはどのような特徴が?プロが徹底解説します!

東日本大震災や、これから起こると言われている南海トラフ地震など、誰もが地震を恐れていると思います。
お家づくりに関しても、安心して暮らすために地震に強い家にしたいですよね。
そこで今回は、地震に強い家の選び方と、耐震対策の種類について解説します。

□地震に強い家にするにはどうしたら良い?
地震大国である日本。
日本のどこに住んでも、地震との縁は切れません。
安心して暮らすためには、どのようなお家づくりの工夫ができるでしょうか。

1つ目は、地盤の強い土地を選ぶことです。

軟弱な地盤に建てられた家は、建物の重みに地盤が耐えられず、家の沈下や傾きのリスクがあります。
40坪の土地に建てられた一般的な2階建ての木造住宅は、およそ110トンの総重量があります。
この重量に耐えるためにも、地盤の強さが求められます。

一般的に、湖や川などがあった場所は地盤が弱い傾向にあり、一方で山や森があった土地は地盤が強いと言われています。

2つ目は、耐震等級にこだわることです。

耐震等級とは、建物の強さの基準であり、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって定められた住宅性能表示のことです。
壁の量や接合部など、さまざまな検討項目に基づいて1から3に分けられています。
等級の数字が大きいほど耐震度が高いことを示します。

□耐震対策の3種類とは?
住宅の耐震対策には、以下の3つがあります。
違いを知り、その家に最適な耐震対策を行いましょう。

*耐震
骨組みなどの住宅の構造部分を強化し、耐震性を高めます。
地震に耐える強い構造を、建物の柱と柱の間に斜めに渡すことによって、耐震強度を高めます。

*免震
建物を基礎から離すことで、揺れを建物へ直接伝えないための構造です。
具体的には、建物と基礎の間にダンパーなどの免震装置を取り付けます。
コストは高いですが、地震の揺れを伝えにくくする効果が絶大です。

*制震
建物の要所に装置を取り付けることで、地震の揺れを吸収させる仕組みです。
免震と比較すると、振動を抑える効果は少ないです。
一方で、コスト面では免震よりも安く、人気の耐震対策です。
大型トラックや新幹線の通過時の揺れにも効果的です。

□まとめ
今回は、地震に強い家の選び方、耐震対策の種類について解説しました。
ぜひ当記事を参考に、地震に怯えず安心して暮らせるお家づくりを実現してください。

また、お家づくりのことで何かお困りの方は、ぜひ当社までお気軽にご連絡ください。

※事前にご予約のうえ南久米モデルハウスに初めてご来場頂き、アンケートにもれなくお答え頂いた方に限ります。選んでいただいた商品は次回打合せでご用意致します。1世帯で1回限りとさせていただきます。