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2022年05月06日(金)

サワラとはどんな木材?特徴を紹介します!

「サワラってどんな木材なのかな」
「どのような特徴があるのだろう」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。

今回は、サワラの木材の特徴を紹介します。

□サワラとはどんな木材?
ヒノキやヒバなどの木材は、強い香りがする点が特徴的です。
サワラはこれらの木材とは異なり、このような香りがないのが特徴的です。
サワラの語源は「さっぱりした」という意味の言葉からきています。
表面に目立つようなつやや光沢もないので、癖のない木材といえるでしょう。

木材によく求められる、乾燥や加工などの機能も問題なく満たしてくれるので、容易に取り扱えます。
他の木材のように突出した特徴があるわけではありませんが、比較的使用しやすい木材です。

サワラの木材は、臭いがしないという特徴を生かして使用されることが多いです。
飯台やおひつ、水桶など、木材の臭いを付けたくない製品に多く用いられます。
その他には、彫刻や下駄、かまぼこ板など昔ながらの和製品にも使われています。

□サワラの木材を家に使用するときのメリットとデメリットをご紹介!
*メリット
色合いが爽やかな点はメリットと言えます。
ヒノキの色合いはあっさりした印象なので、室内に利用すると爽やかな印象に仕上がります。

耐水性がある点もメリットといえるでしょう。
ヒノキは耐湿性が強く、酸類などによる腐食にも強い木材です。
そのため、最近は浴室内などに用いられることが多くなっています。
浴室は湿気などで天井にカビが生えてしまうことがあるので、防止策としてヒノキの木材が使われています。

ぜんそくやアトピーを引き起こすダニ類の繁殖を抑える効果も期待できます。
ヒノキには「ピシフェリン酸」という抗酸化物質が含まれていて、この成分がダニ類の繁殖を抑止すると証明されています。
家族にアレルギー体質の方がいらっしゃる場合などは、検討してみると良いでしょう。

*デメリット
ヒノキなどの木材と比較して、強度がないとされています。
そのため、住宅をさせる柱や梁などに使用するのは不向きです。
しかし、その分柔らかく加工しやすい木材なので、家づくりには欠かせない木材です。

□まとめ
今回は、サワラの木材の特徴を紹介しました。
サワラの木材にはどんな特徴があるか理解していただけましたか。
本記事を参考にしていただければ幸いです。

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