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コラム

家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。

2022年5月29日(日)結露のしない家にするためのポイントを紹介します!

島国である日本は他の国と比較するとやはり湿度が高い気候が特徴的ですよね。
湿度が高いため、冬にできる窓の結露に悩まされた人は少なくないでしょう。
しかし、結露は家の構造や作り方のポイントで予防できます。
今回は、そんな結露のしない家にするためのポイントについて紹介します。

□結露が発生する家のデメリットとは
結露が発生すると健康だけではなく、もちろん家にとってのデメリットがたくさんあります。

1つ目は、窓周辺のエリアです。
外気に直接触れ冷やされる窓は、家の中でも結露が頻繁に起こり、その被害に合いやすい場所の一つです。
そのせいで窓やカーテンが結露のせいでびっしょり、という経験をしている人がほとんどでしょう。
この他にも、押し入れの中から部屋の至るところまでジメジメする、壁に汚れのシミができるなどのトラブルがあります。

2つ目は、健康被害を及ぼしてしまうことです。
窓や壁に発生する結露を放置してしまうと、カビやダニが発生し、カビの胞子やダニのふんなどの様々なアレルゲン物質が浮游することがあります。
これらを吸いすぎると、アトピー性皮膚炎や喘息、アレルギーなどの健康被害を起こす原因になります。

3つ目は、家の基礎部分や目に見えない内部にも問題が発生する可能性があることです。
夏型結露は、冬型結露とは異なり部屋の中ではなく、目に見えない建物の内部で結露が発生します。
これが続くと結果的に、基礎部分を含めた木材が腐ったり、断熱材が湿って断熱の効果が低下してしまったりします。

□結露のしない家にするためのポイントとは
結露のしない家にするためのポイントは、主に3つあります。

1つ目は、樹脂サッシにすることです。
樹脂サッシは、アルミサッシと比べると高価であることから、あまり普及していません。
しかし、最も断熱性が高いサッシであるため結露予防の面では、アルミサッシよりも適しています。

2つ目は、二重窓(内窓)にすることです。
外気の温度を室内に伝えにくくする二重窓は、結露対策の中でも大変効果的です。
これは、温度が下がりやすい水回りのエリアのヒートショック予防も期待できます。

3つ目は、24時間換気システムを設置することです。
24時間換気システムは、高気密高断熱の家で大活躍します。
強制的に換気をすることが大切なので、新築住宅にはぜひ設置して欲しい機械です。
機械に頼りきらず、自主的に窓を開けて換気することも大切です。

□まとめ
今回は、結露が及ぼすデメリットと結露のしない家にするためのポイントを紹介しました。
家や住んでいる人の健康に被害を及ぼすことから、結露しないことの重要さを説明しました。
当社は、住む人の健康を第一に考えた家づくりを提供しています。
興味のある方はぜひ気軽に相談してください。