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2022年07月23日(土)

耐震免震制震のそれぞれの違いとは?メリットとデメリットもご紹介します!

皆さんは、免震・制震・耐震の違いをご存知でしょうか。 日本は、地震の原因である複数のプレートの上にあるため、地震が多い国です。 そのため、地震の対策をすることはとても重要です。 そこで今回は、免震、制震、耐震の違いとそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。 □免震・制震・耐震の違い 免震とは、地震の揺れを伝えない構造のことを指します。 免震装置を建物と基礎の間に設置することで、建物に地震の揺れが伝わりにくくなります。 制震とは、地震の揺れを吸収する構造のことを指します。 制震部材を建物の内部に設置することにより、地震の揺れを吸収します。 この工法は、高層ビルのような高さのある建物におすすめです。 耐震とは、地震の揺れに耐える構造のことを指します。 建物の強度で地震の揺れに耐えることにより、倒壊を防ぎます。 この工法は、多くの住宅で取り入れられており、住人が避難できることを想定して建てられています。 □それぞれのメリットとデメリット *免震 メリットは、地震が起きても建物の揺れがほとんどないことです。 そのため、家具が転倒せず、建物内部の損傷を防げます。 デメリットは、費用がかかることです。 設置にかかる費用は、300〜600万円です。 また、定期的なメンテナンスが必要で、装置を交換する際も費用がかかります。 *制震 メリットは、繰り返しの揺れや強風による揺れに強いことです。 そのため、建物の倒壊がほとんどなく、建物内部の大きな損傷を防げます。 デメリットは、立地条件によっては設置できないことです。 建物は地面と接しているため、弱い地盤の上には設置できません。 また、制震装置を設置する上で、狭い土地は向いていません。 *耐震 メリットは、費用がかからないことです。 建築基準法に基づいて建てることで、追加費用を払うことなく住宅を建てられます。 デメリットは、地震の揺れが建物に直接伝わってしまうことです。 特に、高さのある建物は、上層階が激しく揺れます。 そのため、家具が転倒し、建物内部や家具を傷つけてしまいます。 耐震住宅では、家具を固定することで、建物内部の損傷を防ぎましょう。 □まとめ 今回は、免震・制震・耐震の違いとそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介しました。 3つの工法には、揺れを伝えない、吸収する、耐えるといった特徴があります。 それぞれの特徴を活かして、地震に強いマイホームにしましょう。 マイホームの地震対策についてお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

施工事例「天然石や無垢材、漆喰壁など 自然素材で満たされた空間」

また、当社では天然素材をふんだんに使用した無添加住宅を中心に取り扱っているので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
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