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コラム

家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。

2022年8月13日(土)注文住宅をお考えの方必見!一年中快適な家にするためのポイントとは?

一年中快適な家で暮らしたい方に向けて、ぜひ知っていただきたいいくつかのポイントがあります。
そこで今回は、快適な暮らしのための重要なポイントと断熱性能を高めるメリットについてご紹介します。

□快適な暮らしのための重要なポイント
1つ目は、断熱性能です。
一年中快適な家にするためには、夏の直射日光と冬の冷たい空気を遮る対策が必要です。
住宅に断熱材や断熱塗料を使用することにより、その性能を高められます。

夏の場合は、直射日光で外壁が温められても、その熱が室内に伝わりにくくなります。
そのため、室温の上昇を防げます。
これは、室内での熱中症対策にもなります。
また、少量のエネルギーでエアコンを稼働できるため、光熱費の節約につながります。

冬の場合は、ヒートショックを防ぎます。
これは、寒暖差のある部屋を移動することによって起こります。
断熱性能が高いと、暖房がついている部屋とついていない部屋の温度差を緩和してくれます。

2つ目は、気密性能です。
気密性能の高さは、室内のすき間をどれだけ無くせるかで決まります。
断熱性能が高くても、気密性能が低いと、室内の快適な温度は保てません。

しかし、これらの性能が同じく機能すると、外気の影響なく快適な温度を保てます。

3つ目は、換気です。
2003年に建築基準法が改正され、新築住宅には24時間換気システムの導入が義務化されました。
24時間換気システムでは、窓を開けずに外気を取り入れることが可能です。
換気をすることで、ハウスダストや花粉などを室外に出せるため、体調管理に最適の方法です。

□断熱性能を高めるメリット
1つ目は、電気代の節約につながることです。
断熱性能が低いと、夏は暑い外気が室内に入り込みます。
また、冬は寒い外気が室内に入り込むだけではなく、室内の暖かい空気が外に逃げてしまいます。
そのため、エアコンが効きづらくなり、電力を多く消費してしまいます。

しかし、断熱性能が高いと、室内の温度を一定に保てるため、夏も冬も電力の消費を抑え
られます。

2つ目は、室内が一年中快適な空間になることです。
室内が外気の影響を受けやすいと、夏は暑く冬は寒くなってしまいます。
特に冬は、部屋によって温度差が生まれやすく、暖かい部屋から寒い部屋へ移動することにより身体が冷やされてしまいます。
そのため、健康に悪影響を与えてしまいます。

3つ目は、結露やカビが発生しにくくなることです。
断熱を行うことで、温度調整ができるため、室内の温度を一定に保てます。
そのため、結露やカビの発生を抑え、衛生面の対策にもつながります。

一年中快適な家

□まとめ
今回は、快適な暮らしのための重要なポイントと断熱性能を高めるメリットについてご紹介しました。
断熱、気密、換気の3つの性能を高めることによって、室内の温度を一定に保ち、快適な暮らしを実現できます。
一年中快適な家に暮らしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。