COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。

コラム
2023年12月25日(月)

2023年のラストスパート「これだけはやっておきたい大掃除」

2023年も残すところ1週間。仕事の整理や忘年会、お出かけなど、何かと忙しい季節です。
本日は、忙しい中でも最低限やっておきたい大掃除のポイントをお伝えいたします。

大掃除とは?

そもそも大掃除とはどういった意味を持つものなのか、なぜ年末に行うのかをご説明いたします。
平安時代の宮中では12月に、1年間蓄積したホコリや煤を落とす「煤払い(すすはらい)」という行事が行われていました。年末に「煤払い」を行い、神様をお迎えする準備をしていたのです。この場合の煤とは室内で薪などの燃料を燃やしたときに発生する黒い粉塵のことを指します。
現代の住宅では室内で薪を燃やすこともなくなりましたので煤が発生することがなくなりましたが、年末のお休みに家の掃除をすることで煤払いの行事としているのが大掃除とされています。

冷蔵庫の掃除は一番先に!必ず年内に行いましょう。

普段あまり掃除をすることがない冷蔵庫。最近の冷蔵庫は扉を開けたままにしておくとアラームが鳴る機種も多く、冷蔵庫の中をじっくりと見る機会も少ないのではないでしょうか?
しかしながら、冷蔵庫は年末年始に大活躍する家電製品です。年に1回、このタイミングでお掃除いたしましょう。

実は冷蔵庫のお掃除は超簡単。

1.まずは冷蔵庫の中のものを「全て」出しましょう。
2.次に重曹を溶かした水溶液をスプレーして拭くだけ!(お掃除用のウェットシートを使うと、使用後に捨てるだけなので更に手間いらずです)
3.整理整頓しながら中味を戻しましょう。(賞味期限の切れたものは処分しましょう)
この3ステップで冷蔵庫がキレイになるだけではなく、年末にまとめ買いするであろうご馳走が入るスペースも確保できます。

細かいところは省略!お風呂掃除!!

お風呂は石鹸カス・水垢・カビなどのいろいろな汚れが溜まりがちな場所。今年は重曹の力で簡単に済ませましょう。

重曹を溶かしたお湯に小物をつけ置き1.お風呂の残り湯にカップ1杯の重曹を溶かし、お風呂の椅子や洗面器、お風呂用おもちゃなどを沈めて一晩放置
2.翌日、お風呂のお湯を流し、つけ置きしていた小物類にシャワーを当てて流します。(残った汚れはスポンジなどで落としましょう)
3.浴槽の汚れも重曹のおかげで落としやすくなっていますので軽くスポンジでこすりましょう。
この3ステップで終了!
肌に触れる部分がキレイになったので、お正月はゆっくり湯船に浸かって疲れを癒してください。

家の顔である玄関も簡単にお掃除

お客様をお迎えするときに一番先に目に入る玄関。年始のお客様をお迎えするにあたり、特にキレイにしておきたいものです。
玄関のお掃除も冷蔵庫と一緒のステップで進めることができます。

1.靴箱の中のものを全て出しましょう。
2.空っぽになった靴箱(棚、壁)を拭きましょう。
3.状態が悪いものや履かなくなったものは思い切って処分しましょう。
※靴を戻すときに容器に入れた重曹の粉を一緒に置くと消臭と吸湿効果が見込まれます。
4.玄関床を掃き掃除します。
5.玄関扉を拭いたらしめ飾りを飾って玄関掃除完了!

※しめ飾りを飾る日は12月26日から27日ごろが一般的とされていますが、「やってはいけない」と言われている日もありますので、参考にしてください。
12月29日:「二重苦」につながるので避ける
12月31日:「一夜飾り」になって縁起が悪い

いかがでしたか?
平安時代から続く日本の伝統行事である「大掃除」。普段からきちんとお掃除されていらっしゃる方でしたら、本来の意味に戻って、普段手が届かない場所に重点を置いてみてはいかがでしょうか?
また、今回のお掃除で大活躍の重曹。正式名称は炭酸水素ナトリウムといい、自然界のあらゆる水(海、川、湖、温泉など)に含まれる天然素材由来のスーパーエコ素材です。重曹でお掃除をしたときに流した水は自然を汚すことなく排水管などの通り道を全て掃除しながら自然に帰っていきます

みのりホームの手がける無添加住宅ではお客様の住まいのためだけではなく自然環境にも優しい家づくり、すなわち昔ながらの天然素材を最新の技術で施工することにより快適なお住まいを提供し、「余計なものを使わない身体にやさしい家づくり」を目指しています。

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