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マンションの一室を無添加住宅仕様にリフォームして1ヶ月になります。化学物質過敏症を発症して以来、普通の人が感じない微量な化学物質にも反応して部屋に入ることができなくなっていたので、リフォームした部屋でぐっすり眠れるようになったことは大きな驚きでした。私が、化学物質過敏症を発症したのは、6年ほど前のこと。それ以前からすでに、新築ビルの中に入ると目が乾いてちかちかしたり、シャンプーの匂いに違和感を覚えるようになり、少しずつ何かがおかしいなと感じてはいました。でも、年のせいか、体調のせいだろうぐらいに軽く考えていました。 |
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そんな状態が何年か続いたある日、風船がはじけるように突然、化学物質過敏症になってしまったのです。例えると、アウシュビッツのガス室にいるような感覚。四方八方から毒ガスが降りかかっているような感じで、家の中にいることはもちろん、外にも出られないような状態に。それまで着ていた洋服にも臭いを感じて苦しくなりました。普通の人の感覚が1なら、私は100ぐらい。それぐらい過敏に反応してしまうのです。部屋で眠ることさえできない日々が続き、このままでは生きていけないと思ったこともありました。 化学物質過敏症の症状は千差万別。人によって違います。過敏症の人は、化学物質を受け入れる許容量がとても小さく、いつも表面張力ぎりぎりの状態。ほんのわずかな化学物質を感じただけで、追い詰められて頭が混乱したようになります。私はわらをもつかむ思いであらゆることを試し、医師を探して、現代医療と代替医療のはざまで何とか生き延びてきました。 |
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無添加住宅仕様にリフォームする前は、化学物質が出ないよう壁や天井にアルミホイルを張り巡らした部屋で暮らしていました。アルミの部屋が私の唯一の避難場所だったのです。普通の人には理解できないでしょうね。ぐっすり眠ることはもうあきらめていました。 これまでも部屋の臭いで頭がくらくらしたモデルハウスもあります。ハウスメーカーは化学物質過敏症のことを何もわかっていないのだと思いました。私の症状に理解を示してくれたのは、秋田社長が初めてでした。 |
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無添加住宅仕様では、漆喰塗りの壁と朴の木を使っています。最初にどの素材なら大丈夫かを確認して決めました。まだリフォームしたばかりなので、朴の木の匂いが気になるのですが、化学的な症状は全く出ていません。理由はわからないのですが、少し鼻づまりがあるぐらい。この匂いだけ早く抜けてくれたらいいなと思っています。今は体の許容量にも少し余裕が出てきたようです。 無添加住宅にリフォームするまで、こんなに明るい部屋で主人とふたりベッドを並べて、安心して眠れるようになるとは思ってもみませんでした。今でも朝、目が覚めて、白い漆喰の壁が目に入ると信じられない思いです。もっと早く無添加住宅と出会っていたかったと思います。 |