COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。

コラム
2024年07月22日(月)

夏の節電-少しの工夫で快適な夏を過ごしましょう

松山市の2024年の梅雨明けが7月19日に発表されました。
既に先週から30度を超える猛暑が続いていますが、これからが夏本番です。
熱中症や夏バテを防ぐためにも、冷房機器などをうまく使って室温を調整したいですよね。しかしながら、大手電力会社10社の電気料金の見直しによると、一般家庭における2024年の7月の電気料金は約1,980円の値上げとなるようです。(企業省エネ・CO2削減の教科書より引用
政府の補助が再開されるのは9月の電気料金からの見通しとなっており、今年の夏は、暑さとお財布の両方との厳しい戦いとなりそうです。
本日はこの季節にできる節電の工夫についてお伝え致します。

エアコンの使用を最適化

エアコンは一般の家庭で最も電力を消費する機器の一つです。適切な温度設定を行い、電力を必要最低限に抑えるように心掛けましょう。ポイントは「エアコンは室温を下げるときに電力を多く消費する」ということ。そのため、せっかく下がった室温が再度上昇しないように、冷房を使用する時には部屋のドアや窓を閉め切って外気を遮断することが大切です。
また、そもそも室温が上がらなければ冷やすための電力も少なくてすみます。遮光カーテンやブラインドを使用して直射日光を遮ることも有効です。
朝の気温が低いうちにお部屋の換気を済ませ、室温が上がる前に冷房を使用し、そのあとは室温を上げない工夫、冷気が外に逃げない工夫を致しましょう。

冷蔵庫の正しい使い方

冷蔵庫は隙間を開ける冷凍庫は詰め込むのが基本です。
冷蔵室」は扉の開閉回数が多く、冷気が逃げがちです。扉を開けてすぐに目的の物が見つかるように、何がどこにあるのかがすぐにわかるようにしておきましょう。物と物との間に隙間がある方が冷気が循環しやすいという理由もあります。このときに冷気の吹き出し口近辺には物を置かないようにしましょう。常温保存が可能なものが冷蔵庫に入っていませんか?必要がないものは冷蔵庫から出して保存するようにいたしましょう。
冷蔵室とは逆に、「冷凍庫」は凍った食品が保冷材の役割を果たします。よって、物を詰め込んだ方が扉を開けた時に冷凍庫内温度の上昇を防ぐことができ、電力を節約できます。肉、魚、アイスクリームなど、種類ごとに置く場所を決めて置くと探す時間も短くなって効率的です。
冷蔵庫の置場にも工夫いたしましょう。冷蔵庫を壁にぴったりつけると熱が逃げにくく電気をたくさん消費します。壁から少し離して冷蔵庫が放熱しやすい環境を作りましょう。また、庫内の設定温度もチェック。「強」から「中」にすると庫内温度は約2~3℃上がりますが、省エネにはなります。(冷蔵庫の中に入れるものによって温度調整をしてください)

電化製品の効率化

LED電球やエネルギー効率の高い照明器具に切り替えることで、消費電力を削減してみましょう。LED電球の値段もこなれて来ましたので、家中の電球を再度チェックしてみましょう。また基本的なことですが、必要のない部屋の照明はこまめに消すことも忘れずに。電子レンジやオーブントースターの使用時間を短縮したり、TVの電源を切る際には、スタンバイモードではなく完全に切るようにすることも節電につながります。

電力使用量のモニタリング

実際に使っている電力使用量をモニタリングすることで、節電の意識を高めることができます。スマートメーターや電力使用量計測器を使用して、どの家電製品が多くの電力を消費しているかを把握し、効率的な使用方法を見つけてみましょう

本日は今すぐに実行できる節電方法をお伝えいたしました。最も重要なのは、「節電しているという意識」を家族みんなで持つことです。節電は我慢大会ではありません。暑さを我慢するのではなく、無駄な電気を使わない事で全体の電力使用料を減らす事を理解しましょう。

みのりホームではお客様の住まいの空気環境を良くするために見えない部分にまでこだわり、昔ながらの天然素材を最新の技術で施工することにより快適なお住まいを提供し、「余計なものを使わない地球と人にやさしい家づくり」を目指しています。

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