COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。
「秋の夜長」を家族で楽しみましょう
寒露(かんろ)・・・寒露(かんろ)とは、二十四節気の一つで10月8日~10月23日頃をさします。この時期は夜が長くなり、露がつめたく感じられるころで、朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。
「秋の夜長」とは?
9月23日の秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになることはご存じかと思います。
秋の夜長とは、秋から冬にかけて少しずつ夜の時間が長くなっていくことを意味します。
そもそも夜長とは「夜が長いこと」や「だんだん暗くなる時間が早くなり、夜が長く感じられること」です。
夏至を過ぎて季節が秋に進むにつれて日が沈む時間も早くなり、その分夜が長くなったと感じるようになりますよね。
ああおもしろい 虫のこえ
「秋の夜長を鳴き通す ああおもしろい 虫のこえ」(文部省唱歌「虫のこえ」)という歌を覚えていますか?
本格的な冬ほど寒くはなく、窓を開けて過ごせる季節だからこそ、虫の声が良く聞こえるという意味が込められているそうです。
この歌は1910年に『尋常小学読本唱歌』に掲載されたのが始まりだそうです。秋の夜長に窓を開けて虫の声を聞くなんて、現代ではなかなか出来ない、うらやましい生活環境で暮らしていたのですね。
秋の夜長におすすめの過ごし方
お月見
お月見というと旧暦8月15日の十五夜が一般的ですが、十三夜と十日夜にもお供えものをする風習があります。
十三夜とは、旧暦の9月13日(2024年は10月15日)の夜ことを指します。十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習です。十五夜は月の神様に豊作を願い、十三夜では秋の収穫に感謝しながら美しい月を眺めます。
ちなみに十五夜は収穫した芋を供えることから「芋名月」、十三夜は栗や豆の収穫時期なので、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれるようです。
夜景観賞
空気が澄んでいて視界が遠くまでクリアになってくる秋は、夜景観賞にぴったり。
松山城では10月12日(土)13日(日)に「月のおもてなしin松山城」というライトアップイベントを開催。通常ライトアップされている天守に加えて城門、櫓、石垣もライトアップされるようです。
日本夜景遺産として認定されている松山城。普段とは一味違う夜景を満喫してみませんか。
家族でゲームを楽しもう
秋の夜長といっても小さなお子様のいるご家庭では夜に行動しにくいですよね。
普段よりも夕食を早めにとって、夕食後の時間を家族全員で楽しみましょう。
ルールが単純で、小さなお子様でも楽しめる「ジェンガ」はいかがでしょうか?
老若男女問わず一緒に盛り上がれるジェンガは、秋の夜長にピッタリです。
外でも家の中でも快適な季節である秋。ご家族にとってリラックスした充実の時間をすごすことができるといいですね。
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