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住みやすい家の特徴とは?詳しく解説します!
2021.09.30
コラム
「住みやすい家の特徴について知りたい」 「自然素材の家は住みやすいのかについて知りたい」 注文住宅をお考えで、このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。 せっかく家を建てるのであれば、より住みやすい家にしたいですよね。 住みやすい家にするためには、どのような家が住みやすいのかについて理解を深めておく必要があります。 そこで今回は、住みやすい家の特徴について、また、子育てのしやすい家について解説します。 最後に、自然素材の家のメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。 □住みやすい家の条件の1つは間取りであることについて 皆さんは、住みやすい家の条件や特徴は何であるとお考えですか。 家を建てる際には様々なことを考える必要がありますし、住みやすい家の条件は無数にあると感じているのではないでしょうか。 もちろん住みやすい家にするためにはたくさんの工夫が必要です。 しかし、最も住みやすさに直結する条件の1つは、「間取り」です。 間取りによって、住みやすいか住みにくいかが大きく左右されます。 なんとなくイメージがつく方も多いのではないでしょうか。 大切なのは、生活動線を考慮した間取りをつくることです。 動線というのは、日常生活で人がどのように移動するのかを線で表したものです。 この線を想定し、渋滞を防いだり、非効率な動きをなくしたりすると、住みやすい家になるのです。 具体例を見てみましょう。 例えば朝起きた時、あなたも、ご家族も、一斉に身支度を始めますよね。 この際、トイレや洗面所などの場所の動線について何も考えていないと、渋滞が起こってしまいます。 毎日渋滞が起こってしまうとなると、大きなストレスに繋がりますし、住みやすい家とは言えませんよね。 スムーズに行き来できる配置を心がけましょう。 他にも、家事をする際に動線が重要です。 洗濯機と干す場所の距離を縮めたり、水回りの距離を近くしたりすると、効率的に家事や掃除を進められます。 細かいことであると感じるかもしれませんが、家事は毎日行うものであるため、日々の生活の満足度に直結します。 家事を行う際にどのような動きが生じるのかを考え、なるべくまとまった動きができるよう工夫できると良いですね。 以上が、住みやすい家の特徴についてでした。 □子育てをするうえでも間取りが重要であるということについて ここまで、間取りの大切さについて解説しました。 生活動線を意識した間取りをつくることで、日々の生活が快適になると感じたのではないでしょうか。 ここでもう1つ押さえておきたいのが、間取りの良さは子育てのしやすさにも直結するということです。 子育ては体力勝負ですし、少しでも子育てしやすい環境を整えたいですよね。 そこで、子育てしやすい間取りはどのようなものなのかについて解説します。 1つ目は、お子様が長い時間を過ごす空間の段差をなくすことです。 もちろん子供部屋の段差をなくすことも大切ですが、お子様はリビングで勉強をしたり遊んだりすることも多いのではないでしょうか。 お子様にとって、家族とコミュニケーションを取りながら宿題ができるリビングというのは、とても居心地の良い空間です。 お子様が安全に過ごせるようにしましょう。 段差をなくすだけでなく、とがったものやでっぱりをなくすことも効果的です。 2つ目は、大人がお子様を見守りやすいつくりにすることです。 対面型のキッチンなどはイメージが湧くのではないでしょうか。 料理をしながらお子様を見守れる環境をつくっておくことで、安心して家事ができますね。 以上が、子育てしやすい間取りについてでした。 □子育てしやすい家と老後暮らしやすい家は同じであるということについて ここまで、子育てがしやすい間取りについて解説しました。 現在お子様がいらっしゃらないという方や、新たに子供を産むつもりはないという方もいらっしゃったのではないでしょうか。 しかし、子育てしやすい家と、高齢になった時に暮らしやすい家というのは、同じなのです。 そのため、お子様がいらっしゃらない方も、ぜひ上記の間取りを参考にして取り入れてみてください。 子供を産む予定は無くても、老後というのは全ての人に必ず訪れますよね。 ご自身や家族の未来のために、しっかり確認しておきましょう。 お子様が転びにくくケガをしにくい間取りは、お子様と同時に高齢者の方も守ります。 お子様を見守れる間取りは、お子様と同時に高齢者の方の安全にも繋がります。 子育てしやすい家をつくっておくと、子育て期間を終えた後でも住みやすい家になります。 もう少し具体的に、どのような工夫が効果的なのかについてご紹介します。 1つ目は、1フロアだけでも生活が可能な間取りづくりです。 階段を使用しなくても最低限の生活はできる間取りにしておくことで、ケガのリスクや心配事が減ります。 また、目を離す時間や機会も減らせます。 2階は子供部屋にしたり、趣味の部屋や来客の際の部屋にしたりすると良いですね。 2つ目は、水回りを行き来しやすい間取りにすることです。 お風呂やトイレとリビングが近い距離にあると、暮らしやすいですよね。 3つ目は、吹き抜けの設置も検討してみることです。 先程、1フロアだけで生活できる間取りにすることで、目を離す時間や機会を減らせると解説しました。 しかし、吹き抜けを作れば、違うフロアにいても、気配を感じられます。 急な体調の異変にもすぐに気付ける環境であるため、子育てしやすいと同時に快適な老後生活を送れる家になるでしょう。 以上が、老後に暮らしやすい家についてでした。 □自然素材の家も、住みやすい家の条件の1つであることについて ここまで、間取りを中心に解説しました。 間取りの重要性がとても感じられたのではないでしょうか。 続いては、自然素材の家について解説します。 実は、自然素材の家というのも、住みやすい家の特徴の1つです。 自然素材の家について、なんとなく知っているという方も、あまり意味を理解していないという方もいらっしゃると思います。 まずは自然素材の家の意味について正しく把握しておきましょう。 自然素材の家というのは、化学物質などの体に良くない素材を使用せず建てた家のことです。 具体的にはどのような素材を使用しているのでしょうか。 沢山ありますが、主要なものは、珪藻土や漆喰、コルク材や無垢材などです。 自然素材の家の定義は絶対的なものではないため、人によって解釈が異なるでしょう。 そのため、建てる際には、家族と共通認識を持っておくことが大切です。 また、その認識を正しく業者の人に伝えることも大切です。 共通認識を持つためには、「理想の自然素材の家」を具体的に考える必要があります。 長期間住むことで素材がなじみ、愛着ある空間になってゆくことも、素敵な特徴です。 肌が弱い方やアレルギー体質の方は、家を建てる際に使用する化学物質によってアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。 自然素材であれば、そのような心配は不要です。 肌や体に優しい素材でできているため、シックハウス症候群などを防げるのです。 このようなリスクを軽減したい方や、温かみのある空間で暮らしたいという方は、ぜひ自然素材の家をご検討ください。 以上が、自然素材の家についてでした。 □自然素材の家のメリットについて ここまで、自然素材の家の意味について解説しました。 基礎的なことについては知れたのではないでしょうか。 しかし、なぜ自然素材の家が住みやすいのかについてはまだ分からない方が多いと思います。 そこで最後に、自然素材の家のメリットについて具体的に解説します。 メリットを確認し、住みやすさの理由について明確にしておきましょう。 1つ目のメリットは、体に優しいことです。 先程も少しご紹介したように、体への負担がないことが大きな特徴です。 現在、シックハウス症候群に悩む方は少なくありません。 そのような病気にかかってしまうと、せっかく家で快適に過ごしたくても過ごせませんよね。 2つ目のメリットは、保温性や断熱性が高いことです。 このメリットについては初めて知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 また、湿度も一定に保ってくれます。 珪藻土などの、調湿効果のある素材を使用するからです。 珪藻土が水を吸収するというのは、イメージできるのではないでしょうか。 珪藻土のバスマットやコースターなどは多くの家具屋・雑貨屋で売られていますよね。 このように高性能な住宅を実現できるため、夏は涼しく、冬は暖かい空間になります。 これは、快適なだけでなく、電気代の節約にも繋がります。 冷房や暖房の使用をより抑えられますね。 3つ目のメリットは、経年劣化を楽しめることです。 経年劣化と聞くと、マイナスのイメージを持たれる方がほとんどなのではないでしょうか。 自然素材の家の場合、住めば住むほど、温かみや味わいが出ます。 4つ目のメリットは、環境に優しいことです。 体に優しいだけでなく、環境にも優しいというのは非常に魅力的ですよね。 自然と調和するため、環境を破壊したり汚してしまったりということがありません。 以上が、メリットについてでした。 自然素材の家の魅力は伝わりましたでしょうか。 住みやすそうな家であると感じた方が多いのではないでしょうか。 □まとめ 今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、住みやすい家の特徴について解説しました。 今回ご紹介したのは、間取りについてと、自然素材の家についての大きく2点です。 それぞれについて、当初より知識が深まったのではないでしょうか。 注文住宅を建てる際は、間取りについて妥協せずしっかり考えましょう。 また、住みやすさを求めるのであれば、自然素材の家も選択肢に入れてみましょう。 これらについて分からないことがございましたら、いつでも当社へご連絡ください。 いつまでも住みやすく素敵な家を建てましょう。
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注文住宅でお悩みの方に向けて!カビが生えない家にするため…
2021.09.26
コラム
「カビが生えない家にしたい」 「カビを発生させないための対策はあるのかな」 そのような悩みや疑問を持った方も多いですよね。 そこで今回は、カビはどうして生えるのかと、カビを発生させないための対策についてご紹介します。 □カビが生える4つの条件とは カビが生えない家にするためには、まずはカビが生える条件から知ることが大切です。 ここでは、カビが生える4つの条件をご紹介します。 1つ目は、温度です。 カビは0度から40度くらいの環境で発生しやすくなります。 2つ目は、栄養です。 カビも生物なので栄養が無いと生きられません。 日本の家でよく使用される木材には栄養があり、カビにとって大好物の環境です。 カビを放置しておくと木を腐らせてしまい、家の寿命も縮んでしまいます。 3つ目は、酸素です。 カビは好気性微生物なので酸素を必要とします。 しかし、家の中の酸素を0にすることは不可能です。 そのためカビの発生を抑えるためには、酸素をなくす以外の方法で対策する必要があります。 4つ目は、水分です。 前述したとおりカビも生物ですので、水分も必要とします。 そのため、湿度が高いとカビが生えやすいです。 □カビを発生させないための対策とは 上記でカビが生える条件をご紹介しましたが、カビを発生させないためにはどのような対処法があるのでしょうか。 ここでは、カビを発生させないための対策を2つご紹介します。 1つ目の対策は、住宅の調湿機能を高めることです。 カビは水分を必要とする生物であるとご紹介しました。 カビが好むのは、湿度が60度を超える環境です。 そのため、カビを発生させないための対策として調湿機能を高めることが有効です。 カビが嫌いなだけでなく、人間が暮らしやすいとされる40度から60度をキープすることで、カビの発生を抑えられます。 2つ目の対策は、天井や壁材を通気性に優れた自然素材にすることです。 近年壁材としてビニールクロスを使用されることが多いです。 しかし、ビニールクロスは通気性や透湿性に弱く、室内に湿気を閉じ込めてしまうため湿度を調節する効果は期待できません。 一方漆喰を始めとした自然素材は通気性に優れ、調湿機能があります。 カビが生えない家にするためには、天井や床を自然素材にすることをおすすめします。 □まとめ 今回はカビが生える条件と、カビを発生させないための対策についてご紹介しました。 カビの生えにくい家を作ろうとお考えでしたらぜひ参考にしてくださいね。
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住み心地の良い家とは?その特徴を知って快適な暮らしを手に…
2021.09.19
コラム
「住み心地の良い家に住みたい」 「住み心地の良い家にするためには何が必要なのだろう」 このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。 人生において家の住み心地は非常に重要です。 毎日暮らす場所ですから、ずっとここで過ごしたいと思える家にしたいですよね。 そこで今回は、住み心地の良い家の特徴の1つである、「自然素材の家」について、また、住みやすい間取りとはどのようなものなのかについて解説します。 少しでも住み心地が良い家に住みたいという方は、しっかりチェックしておきましょう。 □住み心地の良い家に住むことの大切さについて 皆さんは、住み心地の良い家に住むことはどれくらい大切であるとお考えですか。 仕事が忙しく、ほとんどの時間を外で過ごすという方は、住み心地にはそこまでこだわらなくて良いと考えてしまっているのではないでしょうか。 しかし、そのような方こそ住み心地の良い家に住むことは大切です。 人生の中で、心休まる場所が無い、帰宅しても落ち着かない、そこまで家に帰りたいと思えない、というのはとても悲しいことです。 仕事が忙しくても、帰りたいと思える素敵な家に住むことで、リラックスでき、より仕事でのパフォーマンスも上がるのではないでしょうか。 あなたがあなたの家族と過ごす場所ですから、一番心休まる場所であって欲しいものです。 皆さんは、家に対して様々な理想があると思います。 オシャレな家や、スタイリッシュな家など、色々なデザインが思い浮かびますよね。 しかし、住み心地が悪いと、どれだけ理想通りのデザインの家であっても長く住みたいとは思えなくなってしまいます。 そのため、ぜひ「住み心地が良いかどうか」を第一に考えることをおすすめします。 家は一生に一度の大きな買い物といっても過言ではありませんよね。 だからこそ、一番心が休まる場所にしましょう。 □自然素材の家の特徴について 皆さんは、自然素材の家についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。 あまり自分とは縁が無いと考える方もいらっしゃるかもしれません。 しかし実は、住み心地の良い家の条件の1つは、自然素材の家であることなのです。 その理由についてチェックしていきましょう。 自然素材の家とは、天然の木材や体に優しい素材でできた家です。 そのため、化学物質によるアレルギーやシックハウス症候群を防げます。 シックハウス症候群に悩む方は少なくありません。 これらの原因は、防腐剤や有機溶剤です。 新築の住宅では24時間換気しておく必要がありますが、それをしなければ健康に害を及ぼす可能性があるということなのです。 体の心配をしながら日常生活を送るというのはできれば避けたいですよね。 そこで魅力的なのが自然素材の家なのです。 化学物質を分解したり吸収したりする働きを持っている珪藻土や漆喰などを使用することで、体への害を限りなく減らせるのです。 このように、体に優しい自然素材の家ですが、優しいのは体に対してだけではありません。 環境にも優しいのです。 自然と調和する素材であるため、環境を汚しません。 体にも環境にも優しい自然素材の家は非常に魅力的ですよね。 ここでは基本的な知識についてご紹介しましたが、この後さらにメリットやデメリットについて解説します。 自然素材の家への理解を深めておきましょう。 以上が、自然素材の家の特徴についてでした。 □自然素材の家のメリットについて ここまで、基本的なことについて解説しました。 すでに自然素材の家について強く魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。 ここからは、魅力をさらにご紹介します。 1つ目のメリットは、自然素材だからこそのデザインを楽しめることです。 塗り方を変えるだけで味が変わりますし、素材独特の美しさを感じられます。 自然素材の家と聞くと、自由に雰囲気を変えられないのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません。 自然素材の家であっても、無垢材の種類によって、和風、モダン和風、南欧風と自由につくれます。 2つ目のメリットは、健康的に暮らせることです。 化学物質が発生する家であると、ご自身の健康はもちろん、小さいお子様や持病を抱えている方にも良くありません。 家族全員が安心して暮らせるのが、自然素材の家の嬉しいメリットです。 3つ目のメリットは、機能性が高いことです。 自然素材の家は、機能性に劣るのではないかと懸念されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 確かに、最新技術を取り入れた最先端の家に住めば高い機能性を享受できると考える方は多いと思います。 しかし、自然素材の家も、機能性の高さがメリットの1つなのです。 なぜなら、素材によって、消臭性や断熱性、調湿性などの機能があるからです。 例えば、漆喰には消臭作用があるため、家の中で料理をしてもニオイが気になりません。 また、珪藻土は調湿性に優れているため、家の中の湿度を一定に保ってくれます。 珪藻土が水分を吸収するのは、イメージできる方もいるのではないでしょうか。 珪藻土のバスマットやコースターなども様々な場所で売られていますよね。 あの素材を住宅に使用することで、空気中の余分な水分を吸い取ってくれるのです。 珪藻土よりは低いですが、漆喰にも調湿性があります。 そのうえ、ただ調湿してくれるだけでなく、カビを発生させにくくするという特徴も持っています。 水回りには漆喰をたくさん使い、寝室などには珪藻土をたくさん使うなど工夫すると良いでしょう。 以上が、メリットについてでした。 体や健康に優しいだけでなく、機能性も高いことが自然素材の嬉しい特徴です。 □自然素材のデメリットや解決策について ここまで、メリットについて解説しました。 自然素材の家の魅力が伝わったのではないでしょうか。 このように、メリットがたくさんある自然素材の家ですが、注意するべきことがあります。 それは、メリットだけを見て行動に移すことです。 メリットしか知らない状態で家を建ててしまうと、思わぬ後悔や失敗を招く恐れがあります。 そのため、デメリットについて知っておくことも大切です。 そこで続いては、デメリットについてご紹介します。 また、デメリットを克服するための解決策についてもご紹介するので、ぜひ併せてチェックしておきましょう。 1つ目のデメリットは、キズが付きやすいことです。 例えば、車椅子や車のおもちゃなどのタイヤ痕が付きやすいです。 また、長時間濡れている状態で放置してしまうと、傷みやすくなります。 2つ目のデメリットは、漆喰や珪藻土などは、絵具などで汚してしまった場合に染み込んでしまうことです。 絵具の付着も味の1つとして捉えられるなら問題ありませんが、そうでない場合、汚れが付きそうな場所に漆喰や珪藻土を導入することは避けた方が無難でしょう。 以上が、デメリットについてでした。 しかしこれらのデメリットは、対策方法を知っておくことで克服できます。 正しいお手入れ方法を知っておきましょう。 無垢材にキズがついた際には、ペーパーヤスリで滑らかにすると、平坦な表面に戻ります。 汚れがついた際には水拭きをしましょう。 珪藻土も、ヤスリで擦ることで傷を目立たなくできます。 汚れによっては、消しゴムで消えることもあるため、試してみましょう。 このように、自然素材の家は、強く擦れませんが、正しくお手入れすることで長く綺麗に使えます。 また、普段の生活から、できるだけキズが付かないように意識しておきましょう。 □住みやすい家にするためには間取りも重要であるということについて ここまで、自然素材の家についてご紹介しました。 自然素材の家にすることで、とても住みやすくなると感じたのではないでしょうか。 しかし、住み心地が良い家の条件は、自然素材であることだけではありません。 もう1つ重要な条件があります。 それは、間取りです。 間取りは、生活の快適度に直結します。 皆さんそれぞれ、理想の家のイメージがあるかと思いますが、間取りに関しては妥協しないことをおすすめします。 間取り設計で失敗してしまうと、家の中で渋滞が起こりやすくなったり、家事の負担が大きくなったりしてしまいます。 また、子育てのしやすさも、間取りによって大きく変わります。 子育てのしやすさが大きく変わるというのはとても気になりますよね。 具体的に、どのような間取りにすることが大切なのでしょうか。 1つ目は、子供を見守れる間取りにすることです。 特に小さいお子様を育てている方は、お子様から目が離せないのではないでしょうか。 例えば、キッチンで料理をしながら子供の様子を見守れる設計にするとよいでしょう。 家事を進めながら子供にも目を向けられますね。 また、リビングは広々とした設計にし、子供が読書や宿題をしやすいようにしておくと良いですね。 2つ目は、子供と共に過ごしやすい空間にすることです。 寝室は親子で寝られる広さにしておきましょう。 また、お風呂もゆとりを持って一緒に入れると安心ですね。 3つ目は、子供の自主性を促す空間にすることです。 お子様がしっかりと片付けの能力を身に付けるため、収納のある間取りを積極的に取り入れましょう。 開け閉めがしやすかったり、簡単に片づけられたりする仕組みをつくっておくと良いですね。 また、トイレにも工夫が必要です。 お子様と一緒にトイレトレーニングができる広さを確保しましょう。 トイレは広めにつくっておくことで、老後の生活も快適になります。 以上が、子育てしやすい間取りについてでした。 □まとめ 今回は、住み心地の良い家について解説しました。 住み心地の良い家の条件として、自然素材の家や間取りを挙げました。 住みやすい家にするためにどういった行動が必要なのか、理解が深まったのではないでしょうか。 今回の情報を活用し、いつまでも住みやすい素敵な家を手に入れてくださいね。
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リビングにスタディコーナーを設けるのがおすすめ!間取りの…
2021.09.15
コラム
スタディーコーナーの設置をご検討中の方はいませんか。 最近はリビングやダイニングの横にスタディーコーナを設置する方が増えています。 今回は、リビング学習のメリットとデメリットやレイアウトの実例、お子さんが成長した後の使い方について解説します。 この記事をぜひ参考にしてみてください。 □リビング学習のメリットとデメリットについて リビング学習のメリットとして、一番に挙げられるのが勉強を日常生活の中に組み込めることです。 なぜなら幼いお子さんは自制心が十分に養われていないことが多く、勉強机に向かって勉学に励むというのは非常にハードルが高いことだからです。 リビングに学習スペースを設けると、すぐに勉強を始められます。 そのため、勉強へのハードルを格段に下げることにつながります。 実際、最近では自室での学習ではなく、リビングの学習が注目され、多くの方がリビング学習を取り入れているのです。 「東京大学に合格した約8割の方がリビングで学習したことがある」というデータを耳にしたことがある方も多いでしょう。 「勉強は静かな環境の方が集中しやすいのではないか」 このように反論される方も多いでしょう。 しかし、実はリビングのようなリラックスできる環境の方が、人間の脳は高い集中力を発揮することが研究から証明されているのです。 また、わからないことがあったらすぐに質問できるのがリビング学習の魅力の1つです。 勉強中にわからないことが出てきてやる気が失せたという経験はありませんか。 私たちですらこのような経験をするのですから、幼いお子さんは言うまでもありません。 家族間のコミュニケーションを活発にできることがリビング学習の側面でもあります。 それに、わからないことをそのまま放置しておくことも喜ばしいことではありません。 なぜなら、学校の勉強についていけなくなるだけではなく、困ったら放置する癖が幼い頃についてしまうとのちに矯正することが困難だからです。 リビング学習だとすぐに疑問を解消できるので、このような心配はいりません。 リビング学習のデメリットを挙げるとすれば、学習が夕食などで中断されることでしょうか。 「せっかく集中していたのに、夕食に邪魔されてしまった」 こうなってはリビング学習の効果が半減してしまいます。 このような事態を回避するための対策として、学習机をリビングのテーブルから離れたところに設置することが挙げられます。 □子供がリビングで学習することのポイントとは 1つ目のポイントは、親と同じ空間にいることで子供のやる気が促進される点です。 みなさんは友達が勉強頑張っているから負けじと勉強しようと張り合っていた経験はありませんか。 このようなことがスタディコーナーでも期待できます。 「親が頑張って家事をしているから、自分も勉強頑張ろう」 このような気持ちを子供に抱かせやすいです。 2つ目のポイントは、集中力を高められる点です。 先ほど言ったようにある程度の騒音ならば、集中力に影響ありませんが、テレビの音や家族同士の会話は別です。 このような騒音はお子さんの集中力を削いでしまうでしょう。 しかし、逆にいえばこのような環境で集中できればどんな場所でも適応できる力を養えます。 □スタディコーナーのレイアウトの実例についてご紹介! 1つ目は、スタディーコーナーの壁紙を落書き可能な黒板壁紙にした実例です。 小さなお子さんですから、壁に落書きすることも十分に考えられます。 キッチン横に備え付けのデスクファニチャーを設置しただけでなく、近年注目を浴びている黒板壁紙を採用することによって、楽しさを追求したレイアウトです。 キッチンのすぐ隣にあるダイニングテーブルに向かい合う壁沿いに設置します。 お子さんの勉強だけでなく、親御さんの書類作成スペースや趣味のスペースとしても利用できます。 そのため、お子さんが成長して使わなくなってもある程度の有効活用が期待できます。 2つ目は、2階ホールにスタディーコーナーを設けた実例です。 「リビングの広さを考慮すると、どうしてもスタディコーナーを設置するのは無理がある。」 このようなお悩みを抱えている方も多いでしょう。 そんなときは無理にリビングにスタディコーナーを作るのではなく、2階ホールに作ることを検討してみてはいかがでしょうか。 階段ホールに勉強するスペースを設け、そこでお子さんたちは勉強したり漫画を読んだりできます。 壁紙をお子さんの好みに合わせたものをチョイスすることで、やる気を刺激してあげられることでしょう。 3つ目は、ダイニングのすぐ横にスタディコーナーを設置した実例です。 この実例は、どちらかというとスタディーコーナーとしてではなく、多目的スペースとしての要素が強いです。 「子どもが小さい間は勉強から遊びまで料理しながら面倒を見れるように1階だけで完結させたい」 このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。 ダイニングのすぐ横にスタディーコーナー、つまり多目的スペースを設置することによってお子さんの勉強スペースだけでなく、アイロンがけなどの家事をする場所としての使用が可能です。 4つ目は、キッチンからお子さんを見守りやすい位置にスタディーコーナーを設けた実例です。 この実例は、平屋にお住まいの方にぜひともおすすめしたいレイアウトです。 なぜなら、キッチン、ダイニング、リビング、和室のスペースに家族全員が集まる時間が増えるからです。 この実例も当然、料理をしながらお子さんの宿題をしている様子を見守るのに適しています。 家事のしやすさとお子さんの見守りの両立を図った素晴らしいレイアウトであると言えます。 □子供が成長した後のスペースの使い方について お子さんがリビング学習するメリットやポイントを紹介しましたが、このように思った方はいませんか。 「確かに小さい頃は役立つかもしれないけど、成長するとリビング学習のスペースは必要なくなるのではないか」 確かに小学生までなら、リビング学習でも問題ないでしょう。 しかし、お子さんが中学生、高校生と成長していくとある程度集中力や自制心が養われていき、自室でも集中力を保って学習できるようになってきます。 そうするとリビングの学習スペースは必要なくなるのではないか、とお考えになられる方も多いです。 そこで、ここではリビングの学習スペースをどのように使用するべきか解説します。 1つ目は、書斎スペースとして活用することです。 これまで書斎を作ってみたかったけど、スペースがないため断念していた方も多いのではないでしょうか。 お子さんが成長してリビングの学習スペースが必要なくなったタイミングで、ぜひ学習スペースを書斎スペースとして再利用してみましょう。 2つ目は、趣味のためのスペースとして活用することです。 手芸や絵画、写真などさまざまな趣味があります。 これらをすべてリビングの学習スペースで行うことで、快適な作業を実現できます。 手芸をしたり、絵を書いたりする方は、スペースや机があった方がやりやすいでしょうし、写真が趣味の方は、パソコンを置いて写真を取り込むためのスペースがあった方が快適でしょう。 このように、リビングに趣味をするのに適したスペースがあるだけで、家族とのコミュニケーションが円滑になりますし、自分の趣味にも集中できるという一石二鳥のメリットがあるのです。 ただ、東京大学の例でも挙げたように、優秀な方はリビングでの学習を効率的に取り入れていますので、そのまま学習スペースを残しておいても良いでしょう。 □スタディーコーナーの選び方のコツについて ✳︎学習専用のスペースを設ける 「食事の時間になると学習が途中でも片付けなければならない」 「家族の行き来のせいで集中できない」 このようなことがないように、学習スペースはリビングのテーブルから離して設置するようにしましょう。 その際注意するべきことは、スペースの広さです。 カウンターを小さくしすぎてしまうと、将来別の用途での活用の幅が狭くなってしまいます。 2、3人程度座れるほどスペースを確保しておくと余裕を持って学習できるでしょう。 さらに、デスクファニチャーを設置することもおすすめです。 デスクファニチャーとは、「造り付けの机」のことでリビングの空間を圧迫しないように設計されています。 デスクファニチャーは、基本的に壁に向かって設置されるので、高い集中力を発揮することが期待できます。 ✳︎整理整頓を徹底する 学習や趣味の助けになる一方で、物置と化してしまう恐れがあるのがスタディーコーナーの特徴です。 リビングにあるちょうど良い広さの机は家族の一時的な物置として使いやすく、いつの間にか完全なる物置になっていた、というケースも少なくありません。 そのため、買い物帰りや帰宅時の物置き場所として非常に便利ではありますが、すぐに定位置に移動させるように意識しましょう。 いざ勉強しようとしたときに机の上が散らかっていると、やる気が起きないかもしれません。 片付けてからでないと勉強が開始できないということがないように、常日頃からこまめに整理整頓をしていきましょう。 ✳︎疲れづらい環境づくりを意識する 疲れづらい環境づくりをするには以下のようなことを意識すると良いでしょう。 ・カウンターやテーブルの高さ ・目が疲れないような照明 座った時のカウンターやテーブルの高さはひじを快適につけるような位置に調整しましょう。 また、体の成長に伴って窮屈に感じないように、高さを変えられるような椅子をチョイスすると心配ありません。 照明に関しては、室内が均一な明るさに保たれているか確認しましょう。 手元の明るさが確保されているかも重要です。 明るさが足りないところにはブルーライトなどを用いて、照明をプラスしましょう。 □まとめ スタディコーナーがいかに役立つものであるかをわかっていただけたでしょうか。 これはまさにお子さんの面倒と家事を両立したい方にとってうってつけです。 ぜひ検討してみてください。