COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。
秋の湿度は〇〇%が正解!気温の変化に気を付けましょう
ようやく猛暑が過ぎたと思ったら急に寒い日が続いたり、雨が振り出したりと体調管理に気を付けている方も多いのではないでしょうか?
この時期の雨は「秋の長雨」とも呼ばれ、夏の暑さをもたらした太平洋高気圧と大陸からの冷たい高気圧が日本列島の上空でぶつかって大気が不安定になることで起きる気象現象です。この状態は梅雨の梅雨前線と似ているため雨が続くという訳です。
雨が続くと私たちを悩ませるのがお部屋の湿度ですよね。本日は秋の季節の適正な湿度についてお知らせいたします。
湿度が適切ではない時に起きるトラブル
湿度が低い=乾燥している
湿度が40%以下の室内は、平均より乾燥している状態です。乾燥状態ではウィルスが活性化します。
しかしながら私たちをウィルスから守る鼻やのどの粘膜が、乾燥することで防御作用が働きにくくなり、体調悪化の原因になり得ます。また、肌の乾燥による肌荒れや目が乾燥するドライアイなども私たちの健康を脅かす存在です。
湿度が高い=湿っている
湿度が60%以上になると、高温多湿を好むカビやダニが繁殖しやすくなります。カビやダニはアレルギーや喘息などを引き起こす恐れがあります。そしてカビの繁殖は家具やお部屋自体のダメージにも繋がります。
リモートワークをしている方は参考にしてください。
普段会社にいる間は湿度を気にする人は少ないのではないでしょうか?ジメジメしたオフィス、乾燥してカラカラのオフィスというのはあまり経験がないはずです。
実は空調を設けている会社には労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」で湿度を40%~70%の間にするという努力義務目標が課されているのです。よってみなさんの気づかないうちに会社が湿度をコントロールしてくれているという訳です。
リモートワークをすると集中力が上がらない、なんとなく疲れやすいなどと感じている方はお部屋の湿度を気にしてみてはいかがでしょうか?
秋の適正湿度は65%前後
先ほどもご説明した通り、秋は夏の高温多湿と冬の乾燥の間の時期で気温差も激しく湿度の調整が難しい季節です。夏の適正湿度は50%前後といわれていますので、気温の高い日は50%前後、気温の低い日は65%を参考とし、ご自身の体調と感覚で調整してみてはいかがでしょうか?
家が調湿機能を持つという意味
みのりホームの無添加住宅®の壁は全て透湿性のある材料でできています。実験では、家全体で結露を抑制するということが実証されています。また、漆喰、無垢材、炭化コルク等は、それぞれに優れた吸湿・放湿性があります。湿度を適度に調節することで、結露を抑え湿度の高い季節でもジメジメしない快適な室内空間を実現しています。
湿度の変化が激しいこの時期に『調湿機能を持つ家』の実力を南久米モデルハウスで実際にご体感ください。