COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。
住みやすい家の特徴とは?詳しく解説します!
「住みやすい家の特徴について知りたい」
「自然素材の家は住みやすいのかについて知りたい」
注文住宅をお考えで、このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
せっかく家を建てるのであれば、より住みやすい家にしたいですよね。
住みやすい家にするためには、どのような家が住みやすいのかについて理解を深めておく必要があります。
そこで今回は、住みやすい家の特徴について、また、子育てのしやすい家について解説します。
最後に、自然素材の家のメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
□住みやすい家の条件の1つは間取りであることについて
皆さんは、住みやすい家の条件や特徴は何であるとお考えですか。
家を建てる際には様々なことを考える必要がありますし、住みやすい家の条件は無数にあると感じているのではないでしょうか。
もちろん住みやすい家にするためにはたくさんの工夫が必要です。
しかし、最も住みやすさに直結する条件の1つは、「間取り」です。
間取りによって、住みやすいか住みにくいかが大きく左右されます。
なんとなくイメージがつく方も多いのではないでしょうか。
大切なのは、生活動線を考慮した間取りをつくることです。
動線というのは、日常生活で人がどのように移動するのかを線で表したものです。
この線を想定し、渋滞を防いだり、非効率な動きをなくしたりすると、住みやすい家になるのです。
具体例を見てみましょう。
例えば朝起きた時、あなたも、ご家族も、一斉に身支度を始めますよね。
この際、トイレや洗面所などの場所の動線について何も考えていないと、渋滞が起こってしまいます。
毎日渋滞が起こってしまうとなると、大きなストレスに繋がりますし、住みやすい家とは言えませんよね。
スムーズに行き来できる配置を心がけましょう。
他にも、家事をする際に動線が重要です。
洗濯機と干す場所の距離を縮めたり、水回りの距離を近くしたりすると、効率的に家事や掃除を進められます。
細かいことであると感じるかもしれませんが、家事は毎日行うものであるため、日々の生活の満足度に直結します。
家事を行う際にどのような動きが生じるのかを考え、なるべくまとまった動きができるよう工夫できると良いですね。
以上が、住みやすい家の特徴についてでした。
□子育てをするうえでも間取りが重要であるということについて
ここまで、間取りの大切さについて解説しました。
生活動線を意識した間取りをつくることで、日々の生活が快適になると感じたのではないでしょうか。
ここでもう1つ押さえておきたいのが、間取りの良さは子育てのしやすさにも直結するということです。
子育ては体力勝負ですし、少しでも子育てしやすい環境を整えたいですよね。
そこで、子育てしやすい間取りはどのようなものなのかについて解説します。
1つ目は、お子様が長い時間を過ごす空間の段差をなくすことです。
もちろん子供部屋の段差をなくすことも大切ですが、お子様はリビングで勉強をしたり遊んだりすることも多いのではないでしょうか。
お子様にとって、家族とコミュニケーションを取りながら宿題ができるリビングというのは、とても居心地の良い空間です。
お子様が安全に過ごせるようにしましょう。
段差をなくすだけでなく、とがったものやでっぱりをなくすことも効果的です。
2つ目は、大人がお子様を見守りやすいつくりにすることです。
対面型のキッチンなどはイメージが湧くのではないでしょうか。
料理をしながらお子様を見守れる環境をつくっておくことで、安心して家事ができますね。
以上が、子育てしやすい間取りについてでした。
□子育てしやすい家と老後暮らしやすい家は同じであるということについて
ここまで、子育てがしやすい間取りについて解説しました。
現在お子様がいらっしゃらないという方や、新たに子供を産むつもりはないという方もいらっしゃったのではないでしょうか。
しかし、子育てしやすい家と、高齢になった時に暮らしやすい家というのは、同じなのです。
そのため、お子様がいらっしゃらない方も、ぜひ上記の間取りを参考にして取り入れてみてください。
子供を産む予定は無くても、老後というのは全ての人に必ず訪れますよね。
ご自身や家族の未来のために、しっかり確認しておきましょう。
お子様が転びにくくケガをしにくい間取りは、お子様と同時に高齢者の方も守ります。
お子様を見守れる間取りは、お子様と同時に高齢者の方の安全にも繋がります。
子育てしやすい家をつくっておくと、子育て期間を終えた後でも住みやすい家になります。
もう少し具体的に、どのような工夫が効果的なのかについてご紹介します。
1つ目は、1フロアだけでも生活が可能な間取りづくりです。
階段を使用しなくても最低限の生活はできる間取りにしておくことで、ケガのリスクや心配事が減ります。
また、目を離す時間や機会も減らせます。
2階は子供部屋にしたり、趣味の部屋や来客の際の部屋にしたりすると良いですね。
2つ目は、水回りを行き来しやすい間取りにすることです。
お風呂やトイレとリビングが近い距離にあると、暮らしやすいですよね。
3つ目は、吹き抜けの設置も検討してみることです。
先程、1フロアだけで生活できる間取りにすることで、目を離す時間や機会を減らせると解説しました。
しかし、吹き抜けを作れば、違うフロアにいても、気配を感じられます。
急な体調の異変にもすぐに気付ける環境であるため、子育てしやすいと同時に快適な老後生活を送れる家になるでしょう。
以上が、老後に暮らしやすい家についてでした。
□自然素材の家も、住みやすい家の条件の1つであることについて
ここまで、間取りを中心に解説しました。
間取りの重要性がとても感じられたのではないでしょうか。
続いては、自然素材の家について解説します。
実は、自然素材の家というのも、住みやすい家の特徴の1つです。
自然素材の家について、なんとなく知っているという方も、あまり意味を理解していないという方もいらっしゃると思います。
まずは自然素材の家の意味について正しく把握しておきましょう。
自然素材の家というのは、化学物質などの体に良くない素材を使用せず建てた家のことです。
具体的にはどのような素材を使用しているのでしょうか。
沢山ありますが、主要なものは、珪藻土や漆喰、コルク材や無垢材などです。
自然素材の家の定義は絶対的なものではないため、人によって解釈が異なるでしょう。
そのため、建てる際には、家族と共通認識を持っておくことが大切です。
また、その認識を正しく業者の人に伝えることも大切です。
共通認識を持つためには、「理想の自然素材の家」を具体的に考える必要があります。
長期間住むことで素材がなじみ、愛着ある空間になってゆくことも、素敵な特徴です。
肌が弱い方やアレルギー体質の方は、家を建てる際に使用する化学物質によってアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。
自然素材であれば、そのような心配は不要です。
肌や体に優しい素材でできているため、シックハウス症候群などを防げるのです。
このようなリスクを軽減したい方や、温かみのある空間で暮らしたいという方は、ぜひ自然素材の家をご検討ください。
以上が、自然素材の家についてでした。
□自然素材の家のメリットについて
ここまで、自然素材の家の意味について解説しました。
基礎的なことについては知れたのではないでしょうか。
しかし、なぜ自然素材の家が住みやすいのかについてはまだ分からない方が多いと思います。
そこで最後に、自然素材の家のメリットについて具体的に解説します。
メリットを確認し、住みやすさの理由について明確にしておきましょう。
1つ目のメリットは、体に優しいことです。
先程も少しご紹介したように、体への負担がないことが大きな特徴です。
現在、シックハウス症候群に悩む方は少なくありません。
そのような病気にかかってしまうと、せっかく家で快適に過ごしたくても過ごせませんよね。
2つ目のメリットは、保温性や断熱性が高いことです。
このメリットについては初めて知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、湿度も一定に保ってくれます。
珪藻土などの、調湿効果のある素材を使用するからです。
珪藻土が水を吸収するというのは、イメージできるのではないでしょうか。
珪藻土のバスマットやコースターなどは多くの家具屋・雑貨屋で売られていますよね。
このように高性能な住宅を実現できるため、夏は涼しく、冬は暖かい空間になります。
これは、快適なだけでなく、電気代の節約にも繋がります。
冷房や暖房の使用をより抑えられますね。
3つ目のメリットは、経年劣化を楽しめることです。
経年劣化と聞くと、マイナスのイメージを持たれる方がほとんどなのではないでしょうか。
自然素材の家の場合、住めば住むほど、温かみや味わいが出ます。
4つ目のメリットは、環境に優しいことです。
体に優しいだけでなく、環境にも優しいというのは非常に魅力的ですよね。
自然と調和するため、環境を破壊したり汚してしまったりということがありません。
以上が、メリットについてでした。
自然素材の家の魅力は伝わりましたでしょうか。
住みやすそうな家であると感じた方が多いのではないでしょうか。
□まとめ
今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、住みやすい家の特徴について解説しました。
今回ご紹介したのは、間取りについてと、自然素材の家についての大きく2点です。
それぞれについて、当初より知識が深まったのではないでしょうか。
注文住宅を建てる際は、間取りについて妥協せずしっかり考えましょう。
また、住みやすさを求めるのであれば、自然素材の家も選択肢に入れてみましょう。
これらについて分からないことがございましたら、いつでも当社へご連絡ください。
いつまでも住みやすく素敵な家を建てましょう。
私は住まいにかかわる仕事が好きです。それはいろんな形があります。いろんな課題も。
同じ土地は二つはありません。
だからそこに建つ家も同じにはなりません。
地域や気候によって良い住まいのカタチは変わります。
この解の無い問いに向き合う中で、その奥に広がる可能性を感じる瞬間、背中にビビッと走る快感があります。
空想だけじゃない、実現力も必要。だって私は家づくりのプロフェッショナルだから。