COLUMN コラム 家づくりに役立つ豆知識やポイントなどを詳しく説明いたします。
住まいにかかわるお金の話 その2(資金計画の立て方について)
このコラムを読んでいる方は、自分や家族のライフスタイルに寄り添った「自分たちらしい家」を目指していろいろ考えていらっしゃるかと思います。みのりホームの取り扱う注文住宅では、法律で許される範囲内ですが、お客様の希望を全てかなえることが可能です。全てが自由に決められるところが注文住宅の魅力なのではないでしょうか?
しかし、いいことづくめのような注文住宅でも、資金計画だけは慎重に立てたいところです。本日は注文住宅を建てるに当たっての資金計画のポイントについて考えていきましょう。
正しい資金計画を学びましょう
「無理のない」予算で注文住宅を建てるには、資金計画をしっかり立てることが重要です。 家づくりにかかる総予算は、住宅の本体価格が総予算の約70%、付帯工事費が約15~20%、その他諸経費が約5~10%というのが一般的です。 ここでの重要なポイントは、「総予算」=「建物代」ではないということ。 (総予算3,000万円で注文住宅を建てようと計画しても、建物にかけることのできる予算は約2,100万円です。)
注文住宅を建てる時は、住宅ローンを組む方が大半です。正しい資金計画とは、ご自身にとって無理のない住宅ローンを組めるかどうかと言っても過言ではありません。間違った資金計画のまま住宅購入を進めてしまうと、住宅ローンの返済が滞り、せっかくの新居を失うことにもなりかねません。 自己資金を多く用意できれば、その分だけ借入金は少なくなり、毎月の返済額も少なくなります。 また、今は返済できる金額であったとしても、病気や事故によって働けなくなったり、ご家族が増えて支出が増えることも考えられます。将来起こりうるリスクを考えると、ギリギリの計画のまま住宅購入をするのは危険ということがご理解いただけたのではないでしょうか。資金計画は余裕を持って考えるようにしましょう。
理想の家とお金。優先するのはどっち?
Aさん:理想の家を突き詰めてから資金計画を練る
Bさん:資金計画を確認してから建てる家のプランを練る
Aさんの考え方の場合、家族のライフスタイルやこだわりを重視した理想の家が建てられそうですね。しかし、最初に予算のことをまったく考えずに家づくり計画を固めていくわけですから、実際に見積りを出してもらったら高額になってしまう場合も想定されます。頭金の金額にも寄りますが、ご自身の返済能力を超えるような金額では住宅ローンの審査に通らない可能性も出てきます。
それに対してBさんの考え方であれば、用意できる金額の範囲内でプランを練りますから多少の妥協する部分は出てくるかもしれませんが、住宅ローンも無理なく返済していけるでしょう。
結局のところ、どちらが正解ということはなく、ご自身の資金力を正しく理解できている人の方が失敗する確率が低いということが言えそうです。
注文住宅の資金計画で重要なこと
1.家が完成するまでの総予算を知る
2.用意できる自己資金の額を決める
3.住宅ローンの毎月返済額と総返済額を把握する
4.自分に合った住宅ローンを選ぶ
住宅ローンには銀行や信用金庫などからの融資である民間ローンと、公的ローンがあります。それぞれのローンの特徴を知り、自分にあった住宅ローン商品を選びましょう。
資金計画は、住宅購入にかかる費用の総額と内訳を理解し、どのように資金調達をしていくのかを考えることが重要です。無理のない範囲の返済額で資金計画を組めれば、よりいっそう新居での生活を楽しむことができるのではないでしょうか?
みのりホームの無添加住宅南久米モデルハウスでは、お客様個人個人に合わせた資金計画をご提案しております。化学物質を一切使わないきれいな空気環境の中で、マイホームへの想いを具体化してみませんか?
【シリーズ】住まいにかかわるお金の話
2.住まいにかかわるお金の話 その2(資金計画の立て方について) ※当コラム
3.住まいにかかわるお金の話 その3(住宅ローン金利について)
家づくりの流れ | みのりホームの施工事例 | もご覧ください。